オーデマ ピゲ

内外装の進化を楽しむ新ロイヤル オーク オフショア 内外装の進化を楽しむ新ロイヤル オーク オフショア

1993年、エクストリームスポーツウォッチとして誕生した「ロイヤル オーク オフショア」。
当時としては巨大な直径42mmのモダンなクロノグラフは、高級時計の常識を覆す“おきて破り”の異端児であった。
だが、今や時計愛好家垂涎のラグジュアリースポーツウォッチとして
トレンドを牽引するフロントランナーである。

ロイヤル オーク オフショア

2021年9月に発表された新作「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。全5機種のうち、このモデルのみ、セラミックベゼルではなく、ケースと同素材のチタン製ベゼルを装備する。ブルーダイヤルにロジウムカラーのインダイヤルと外周リングを持つ本作には、すっきりとしたチタン製ベゼルがよく似合う。ブルーのラバーストラップのほかに、手動で簡単に交換できる新システムのブラックラバーストラップが付属する。●自動巻き●Tiケース/43mm●4,290,000円。

ニット/38,500円、フィリッポ デ ローレンティス。パンツ/42,900円、ブリリア 1949。共にトヨダトレーディング プレスルーム。(問)トヨダトレーディング プレスルーム TEL03-5350-5567

Photographs by Yu Mitamura, Styling by Miyuki Sawada Modeled by Kei Aoki (Prestige), Text by Yukiya Suzuki (Chronos Japan)

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1993年、エクストリームスポーツウォッチとして誕生した「ロイヤル オーク オフショア」。
当時としては巨大な直径42mmのモダンなクロノグラフは、
高級時計の常識を覆す“おきて破り”の異端児であった。
だが、今や時計愛好家垂涎のラグジュアリースポーツウォッチとして
トレンドを牽引するフロントランナーである。

2000年代初頭に直径44mmコレクションを発表して以来、初めてデザインが更新された21年の新作「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。アイコニックな特徴はキープしつつ、ケース径は43mmに変更され、人間工学に基づいて最適化されたことで装着感も向上した。ケース素材もステンレススティールが2機種、チタンが2機種、ピンクゴールドが1機種の合計5機種が発表され、ますます選択の幅が広がった。

だが、オフショアが進化を遂げたのは、外装だけではない。最新の自社開発クロノグラフムーブメント、キャリバー4401が初めてオフショアに搭載され、中身も大幅にスペックアップされた。日常使いで最も利便性が高いのは約70時間に延長されたパワーリザーブだ。これなら週末に時計を外しても、月曜の朝、時計が止まっていて慌てることはもうないだろう。

このように内外装が見た目も性能も進化を遂げた新しいオフショアだが、忘れてはならないハイライトがもうひとつある。工具を使用せずに交換できる新ストラップ交換システムの採用だ。その簡便さと確実さは、他社もこぞって発表している数あるインターチェンジャブルストラップの中でも群を抜く。バックルまで手動で交換できるのは他に類を見ない。

ファッションのトレンドがますますドレスダウンする中、これだけ自在にバリエーションを楽しむことができるラグジュアリースポーツウォッチは他にはないだろう。新ロイヤル オーク オフショアは、今やオールシーズンでオールパーパスに活用できる最強の“ラグスポ”なのだ。

  • ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

    トランスパレントバックからはオフショアが初めて搭載する自社開発クロノグラフムーブメントCal.4401を観賞できる。クロノグラフ作動中にリセットボタンを押すことで、クロノグラフをストップ・リセット・リスタートすることなく、再計測できるフライバック機能を搭載。

  • ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

    2021年に発表された「ロイヤル オーク オフショア」が採用する新ストラップ交換システム。ストラップを連結するふたつのリンクにはスクエア型ボタンが内蔵され、これを押すとストラップは容易に外れる。取り付ける際はストラップ側のふたつの突起をリンクの穴に押し込む。

  • ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

    新ストラップ交換システムはストラップに加え、APピンバックルも工具を使うことなく、写真のように手動で容易に交換できる。交換可能なストラップは、ラバーのほかにカーフやアリゲーターでも展開される。APピンバックルのデザインも一新された。

このコンテンツは2021年11月21日発行の「THE NIKKEI MAGAZINE」からの転載です。

ロイヤル オーク オフショア
クロノグラフ

文字盤はブラック、グレー、スモークライトブラウン、ブルーの4色展開。文字盤の「メガタペストリー」を構成する各ピラミッドはシャープになり、ダイヤルパターンに一層の深みを与えている。

「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の
時計づくりを
最新のVRシステムで疑似体験

CODE 11.59 by Audemars Piguet Welcome to Le Brassus

オーデマ ピゲはスイスのル・ブラッシュにある本社工房の時計づくりを最新のVRシステムで疑似体験できるサービスを東京・銀座のオーデマ ピゲ ブティック 銀座で開催中。

日本にいながらにして、スイス本社の工房で作業する時計師の姿を見たり、開発担当者による解説を聞くことができる。普段はなかなか目にすることができない時計制作の舞台裏を間近に見学できる貴重なチャンス。ぜひブティックに足を運んでオーデマ ピゲの時計づくりの現場を疑似体験してみたい。

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Welcome to Le Brassus

開催期間 2021年12月12日まで予定
開催時間 11:30~19:30
開催場所 オーデマ ピゲ ブティック 銀座
お問合せ先 03-6830-0788 
営業時間 11:30-19:30(年中無休)