アクシスコンサルティング

提供:アクシスコンサルティング

人的資本を最大限に活用して
誰もが活き活きと働ける社会へ

あらゆる課題は、人で解決する

山尾幸弘社長

数ある経営課題の中で今、企業にとって最も関心が高い1つがDX(デジタルトランスフォーメーション)問題かもしれない。とはいえ社内にはその分野に関し、人材も知見も乏しいという会社は少なくない。そんなとき、頼りになるのが複合的HR(人的資本)サービスを手がけるアクシスコンサルティングだ。高度な知見を持つDX人材に関し国内最大級のデータベースを誇り、「適材」を「適所」に紹介する「目利き」としてクライアント企業にしっかり寄り添い、サポートしてくれる。「あらゆる課題は、人で解決する。」を軸(アクシス)に、コンサルティングを身近に活用できる社会を目指す同社の山尾幸弘社長に話を聞いた。

社内の人材だけでまかなうのは無理な時代外部人材の力を有効活用しよう

社内の人材だけでまかなうのは
無理な時代
外部人材の力を有効活用しよう

――最近はDX問題に頭を痛める経営者からの相談が多く舞い込んでいるそうですね。

「失われた30年」などとこれまで言われ、躊躇(ちゅうちょ)して競争力を失ってきた反省からか、DXに関しては戦略的な投資と位置づけ、積極的な姿勢が目立つ企業が多いのは確かです。一方で、DX化で何がどう変わり、何を目指すのかといった議論が社内で十分尽くされているようには思えません。
 例えばIT(情報技術)ベンダーの提案を十分に精査できず、苦労している企業が目立ちます。そんな現実を前にすると、経営者からぼやきの1つが漏れるのは当然かもしれません。

社内の人材だけでまかなうのは無理な時代外部人材の力を有効活用しよう

――現役コンサルタントの転職支援でも抜群の実績を誇る御社ですが、悩める経営者を前にどんなソリューションを提案されているのですか。

既存の社員だけでDXを推進するのはスピードの面でも難しい時代です。外部の人材の採用を強化しなければなりません。そのためのソリューションとして、CIO(最高情報責任者)・CDO(最高デジタル責任者)などハイキャリアに特化したDX人材のご紹介をしています。
 外資系を中心とした大手コンサルティングファームで働く現役コンサルタントの4人に1人が弊社にご登録いただいております。経営課題として急浮上してきたDXですが、グローバル企業の間では以前から次の経営課題として議論されてきたこともあり、大手コンサルファームでも10年以上前から人材の採用・育成を行っています。そのような経緯から弊社の登録者の中には、DXに関して知見の豊富なコンサル人材が数多くいます。登録人材の経験や実績はもちろん人柄までも弊社は把握していますので、ベストなご提案には自信があります。

高度な人材が求められるときこそ
フリーコンサルという選択肢

――高度な人材の場合、すぐには採用が難しいケースも想定されそうですが。

急ぎの人材確保が難しい場合や専門性の高い課題があるときに役立つのが、弊社のもう1つのソリューションであるフリーコンサル事業です。CIOクラスの人材の場合、採用までに一定の時間がかかるケースがあるのも確かです。そこで、採用できるまでの課題解決方法としてフリーのコンサルタントをご活用いただきます。例えばDXを進める上でITの導入以上に組織改革が難しいテーマになりますが、フリーコンサル活用により経営層と連携しこのテーマを前に進めることも可能です。この取り組みによりCIOを採用せずに懸案課題を解決した事例もいくつかあります。

――スピード経営が求められる昨今、フリーコンサル事業を活用すれば、時間軸短縮につながり、正社員人材が見つかるまで無為に過ごす事態も回避できますね。

正社員を採用したほうがいいのか、フリーコンサルを活用したほうがいいのかといった内容の相談も多くいただくようになりました。クライアント企業のご状況を踏まえ提案させていただきますが、正社員採用は固定費でフリーコンサルは変動費になるため、フリーコンサルは迅速な課題の解決や高い専門性が必要なテーマに向いています。フリーコンサル事業は2016年に開始したサービスですが、年々クライアントのニーズが高まってきており新型コロナウイルス禍においても過去最高の実績を更新しております。また近年一部の大手コンサルファームに副業解禁の動きが出ていますので、よりリーズナブルにコンサルタントを活用できるサービスを検討中です。

――山尾社長は異業種からHR業界に飛び込み、アクシスコンサルティングを創業されました。HR業界に転じた理由についてお聞かせください。

もともと私は食品関連企業に就職し、営業やマーケティングに携わってきました。HRサービスの分野に転じたのは、30歳のときです。成熟業界に身を置くよりも、未成熟ながら成長が期待できる分野で自分の力を試してみたいという気持ちがありました。また当時から企業は「人、モノ、金」と叫ばれ、日本経済がハードからソフトへとシフトする過渡期で、モノ(食品)の次に自分が向いているものは何かを考え、ヘッドハンティング・エグゼクティブサーチを強みにしている人材紹介会社に転職することを決断。そこで経験を積み、40歳のときにアクシスコンサルティングを創業しました。

企業理念に込めた思い 誰もが活き活きと働ける社会へ

企業理念に込めた思い
誰もが活き活きと働ける社会へ

――企業理念「人が活きる、人を活かす」に込めた思いは何でしょう。

HRや人材紹介の仕事に携わるようになって感じたのは、組織で人が十分、活用されていないことです。もっと、個人の能力が最大限活用できるようになれば、活き活きと働ける社会になるはずだ、という思いから企業理念を創りました。今年はさらに企業理念を昇華し、「あらゆる課題は、人で解決する。」というミッションステートメントを新たに掲げました。
 今後は人材を資源(Human Resources)よりも資本(Human Capital)と捉え、企業・産業の課題解決、価値創造を推進したいという思いを込めています。
 弊社は転職支援などを通じ、現役コンサルタントやコンサルファームとのつながりが密接です。高度な専門性や能力を持つコンサル人材を中心に最適配置することで、企業や社会の課題解決や価値創造へとつなげていきたいですね。

企業理念に込めた思い 誰もが活き活きと働ける社会へ

――大手企業はさておきコンサルティングを依頼することに、ためらいを感じている中小企業は多いように感じます。

コンサルタントに依頼すると膨大な費用がかかるのでは、と腰が引けている方がおられるのは確かです。ただ、1度でも経験すればコンサルティングがぐっと身近に感じられるようになるはずです。個別案件やプロジェクトベースでのフリーコンサル事業ではサービスの使い勝手や費用面での透明性を高める努力も重ねており、リーズナブルにご利用が可能です。ご予算の範囲内で柔軟にご要望に応じさせていただきますので、ぜひ1度、お試しになってみるのはいかがでしょう。

プロフィール

山尾幸弘氏(やまお・ゆきひろ)

アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長

1962年生まれ。大手食品メーカーにて営業・マーケティング業務を担当。92年国内系エグゼクティブサーチ会社へ入社。同社取締役を経て、2002年アクシスコンサルティングを設立、代表取締役社長に就任。