ムーブメントの4つの優れた特徴
1830年に創業し、一度も途切れることなく時計を作り続けてきたボーム&メルシエは、懐中時計時代から万国博覧会で金メダルを獲得し、天文台が開催する精度コンクールで最高記録を樹立するなど高い品質が評価されてきた。
その名声は腕時計時代になっても揺るがない。端正でタイムレスなデザインが人気だが、ここ数年は時計を動かすムーブメントの評価も高まってきた。
2018年に発表されたムーブメント「ボーマティック」は、4つの優れた特徴で話題になった。5日間駆動するロングパワーリザーブ(特徴1)はTPOに応じて時計を使い分ける現代人には必須の性能。これなら休暇などで数日間使わなくても、ゼンマイ切れで時計が止まる心配はない。
磁気を発するデジタル機器に囲まれていても、1500ガウスの耐磁性能(特徴2)のおかげで、パーツが磁気帯びする心配は少ない。時計の精度(特徴3)も優れている。定期的なメンテナンスは5年に1回という頻度(特徴4)でよい。
実用的でありながら美しい。だから価値があるのだ。
持続時間が長いほど、ムーブメントを動かすトルクが安定して精度も高くなる。耐磁性能のおかげで故障の原因となる磁気にも悩まされない。パーツには美しい表面仕上げを施し、目でも楽しめる
タイムレスなデザインと優れた機能性の完璧なる調和
実用系ムーブメントのボーマティックは腕時計の黄金期である1950年代に生み出されたデザインを継承する「クリフトン」コレクションに搭載される。タイムレスなデザインと現代的なスペックを備えるムーブメントの組み合わせは、完璧に調和しており、時計メディアでも絶賛されている。
その最新作である「クリフトン ボーマティック デイデイト/ムーンフェイズ グレーグラデーション」は、ビジネスマンの必須機構である、月と日付を表示するカレンダー「デイデイト」と、月の満ち欠けを表現するロマンチックな古典機構「ムーンフェイズ」を加えたもの。
端正さを際立たせるために、表示を縦ラインにまとめてシンメトリーなデザインにしているが、ムーンフェイズ表示の一部を半透明にするなど遊び心のあるディテールも楽しい。
多忙な日常をサポートするビジネスウオッチも、どこかに情緒的な魅力が必要だ。ふと時計に目を落とす瞬間に幸せな気分になれる。それもまた腕時計の大切な役目なのだ。
ビジネススタイルに華やかさを添えてくれる時計
もう一つの注目モデルが「クリフトン ボーマティック グレーグラデーション COSC」。これは2018年から人気を博すセンターセコンドモデルのカラーバリエーション。COSCとはスイスの公的機関であるスイスクロノメーター検定協会のことで、高精度ムーブメントの認定を受けた特別なボーマティックムーブメントを搭載しているという意味。
ダイヤルはビジネススタイルに華やかさを加えるグラデーション仕上げのグレーを採用しており、トレンド感のある腕元になる。メタルブレスレット仕様なら高温多湿な日本の夏でも快適に使えるので、オールマイティーなウオッチになるだろう。純正のアリゲーターストラップも別途購入できる(税抜き31,000円~)から、シーズンごとに使い分けるというのも楽しそうだ。
高性能ムーブメントとトレンド感のあるカラーリングを両立させたクリフトン ボーマティック グレーグラデーション COSCもまた、ファッションとして腕元を楽しめるビジネスウオッチである。
キレのあるデザインが特徴のドーフィン針は、すらりと長く、ミニッツトラックをきれいに指し示す。こういった細かい配慮が時計の質を高めている。ケースやブレスレットは、サテン&ポリッシュで仕上げを分けており、立体感を表現する
ケース経:42mm、スティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)、アリゲーター(イン ターチェンジャブル) / 475,000円(税抜き) 詳細はこちら >> ② クリフトン ボーマティック 10551
ケース経:40mm、スティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)、スティール(イン ターチェンジャブル) / 350,000円(税抜き) 詳細はこちら >> ③ クリフトン ボーマティック 10468
ケース経:40mm、スティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)、スティール/ 350,000円(税抜き) 詳細はこちら >> ④ クリフトン ボーマティック 10518
ケース経:40mm、スティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)、アリゲーター、/ 330,000円(税抜き) 詳細はこちら >>