G-SHOCKの最上級シリーズ
「MR-G」に
勝ちを引き寄せる
特別な色の新作が登場

 カシオが世に問い、時計の世界に「タフウオッチ」という新たなカテゴリーを確立したG-SHOCK。登場から38年経つ今も国内外を問わず、多くのファンを魅了し続ける。その商品群の中でも格別の存在感を放つのが、フルメタル素材のケースに数多くの最先端機能を盛り込んだMR-Gシリーズだ。新しいモデルが登場すれば瞬く間に完売するという人気シリーズに、さらに魅力的なモデルが投入された。そのニューカマーは、戦いに勝つとされ、武将が甲冑に好んで使ったという濃紺「勝色」(かちいろ)をまとう。

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ロゴ CASIO

鎧や甲冑を彩った日本の伝統色
武将が愛した「勝色」

「MRG-B2000B-1AJR」 「勝色」

戦国武将は勝利を意識して甲冑などに濃紺の「勝色」(かちいろ)を効果的に採り入れた(写真右)。
その「勝色」をテーマカラーに採用したのが、MR-Gシリーズの最新作「MRG-B2000B-1AJR」(写真左)

アブソリュート(絶対的な)タフネス”を追求して、時計の世界にタフウオッチという独自のジャンルを確立したG-SHOCK。その製品群の頂点に位置するのが、ケースからブレスレットまで全てをメタル素材で構成するMR-Gシリーズだ。

MR-Gは、G-SHOCKで培ってきたカシオ独自の技術が生み出す究極のタフネスや、電波ソーラー&コネクテッドウオッチ機能に加え、所有する喜びと誇りを感じる高級時計としての存在感も備える新しいジャンルの時計として世界から認められ、時計愛好家の熱い視線を集めている。

特にここ数年は、平安時代に誕生し、戦国武将の装備として発展を遂げた刀剣や鎧(よろい)、兜(かぶと)をイメージした製品が目を引く。本来これらは戦いの道具として質実剛健を旨としていたが、やがて覇者の象徴として意匠と技巧に優れる特別な輝きや色、質感、文様などが表現された、比類ない工芸品となった。武将が身に付けるものは全て、その強烈な野心と生き様を誇示するアイデンティティーであり、今なお見るものを圧倒する。

MR-Gの限定モデルは、そうしたディテールの一つ一つに込められた力強さや精緻さにインスパイアされた腕時計で、それを形にするのは伝統の技を現代に伝える職人たちである。渾身(こんしん)の作であるがゆえに数量は限られ、発表と同時に完売するようなコレクターズアイテムだ。

今回登場した「MRG-B2000B-1AJR」と「MRG-B1000BA-1AJR」も、生死を賭けた戦いに臨む戦国武将が身に着けた甲冑をイメージしたMR-Gシリーズの最新モデル。最大の魅力は、武士が「身に着けると戦いに勝てるという縁起の良い色ビクトリーカラー」として愛し、甲冑に採り入れた「勝色」(かちいろ)だ。「勝色」は伝統的に濃い紺色とされる。今回のMR-Gでは、それを文字盤のディテールや、ベゼルに刻まれたG-SHOCK、MR-Gの文字色に採り入れている。


世界で愛されるタフウオッチ
G-SHOCKの唯一無二の魅力とは

「DW-5000C ORIGIN」 「MRG-100 MR-G」 「MRG-3000DJ MR-G」 「MRG-8100B MR-G」

タフウオッチという唯一無二のカテゴリーを確立したG-SHOCK。そのマイルストーンとなったモデルを最高峰のMR-Gシリーズを中心に紹介する。左からG-SHOCKの初代モデルとなる樹脂ケース・樹脂バンドの「DW-5000C ORIGIN」(83年)、最初のMR-Gである「MRG-100 MR-G」(96年)、MR-G初の電波受信機能とタフソーラーを搭載した3針モデル「MRG-3000DJ MR-G」(2004年)、そして5モータークロノグラフとタフムーブメントを採用した「MRG-8100B MR-G」(08年)。38年間の進化はたゆみない

1981年、当時28歳だったカシオ計算機のエンジニア、伊部菊雄氏が記した「落としても壊れない時計」。そのたった一行の「新技術・新商品提案書」が、時計の世界に革命を起こすことになる。唯一無二の存在G-SHOCKの歴史がここから始まった。製品は2年の開発期間、200を超える試作品を経て、83年4月に発売。第1号モデルは樹脂ケース・樹脂バンドの「DW-5000C」(写真上・左端)だ。

壊れることを心配せずに、どこにでも着けて行ける」過酷な環境に耐えられるフィールドウオッチとして、まずは国内外のプロフェッショナルたちの間で愛用者が続出する。当初はデジタルモデルのみだったが、89年にはデジタル&アナログ、2つの表示を備えたコンビネーションモデルが登場。94年には日本でも大ヒットしたアクション映画『スピード』で、主演のキアヌ・リーヴスが初代モデルのデザインを受け継ぐデジタルモデル「DW-5600C」(87年発売)を着用していたことから人気が爆発する。それまでの時計界にはなかったタフウオッチという独自のジャンルを確立していく。

初代モデルから38年。現在もG-SHOCKの唯一無二の魅力は「究極のタフネス」。初代モデルの開発にあたって立てられた目標は「トリプル10」。10mの高さから落としても壊れない耐衝撃性。10気圧以上の防水性。そして、10年以上愛用できる耐久性だった。現在のモデルはこの目標をはるかに超えるタフネスを実現している。それどころか、JIS規格の200m潜水用防水機能を備えたダイバーズモデルや、曲技飛行パイロットの使用を想定し、強烈な遠心重力に耐えるモデルなど、さらにタフな性能を目指すモデルも存在する。

G-SHOCKの挑戦の歴史とは?

G-SHOCKの挑戦の歴史とは?

・ABSOLUTE TOUGHNESS 
強さは、さらなる高みへ

・HISTORY of G-SHOCK 
進化に終わりはない

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G-SHOCK、タフの進化を支えるテクノロジーとは?

G-SHOCK、タフの進化を支えるテクノロジーとは?

・TOUGHNESS 絶対強度の追求

・ACCURACY 絶対精度への挑戦

・USABILITY 信頼性、実用性の向上

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最上級のフルメタル素材に
最先端機能を装備
所有する喜びを
追求した最高峰G-SHOCK「MR-G」

当初、樹脂ケース&樹脂バンド、デジタルモデルとして登場したG-SHOCKだが、大人の愛用者が増えるにつれ、上質で存在感のあるデザインや、持つ喜びを求める声が上がる。それがG-SHOCKをさらに劇的に進化させていく。初代誕生から6年後の89年には、デジタルに加えてアナログ、つまり針による表示も備えたコンビモデルが登場。96年にはケースからブレスレットまでフルメタルとなるMR-Gシリーズの初代モデル(前ブロック写真・左から2番目)がお目見えする。99年にはメタルと樹脂を組み合わせた「MT-G」シリーズも加わる。

現在ではMR-Gを頂点に、メタルと樹脂の二つの素材を組み合わせ、最先端の機能を盛り込んだMT-Gシリーズ、メタルと樹脂を組み合わせながら、よりカジュアルなデザインや価格を実現した「G-STEEL」シリーズもある。初代のデジタルモデルをフルメタル化した「GMW-B5000」シリーズや、初代のデジタル&アナログモデルをフルメタル化した「AWM-500」シリーズも登場した。

現在のMR-Gシリーズは、単にG-SHOCKのフルメタルバージョンというだけではない。機能、デザイン、素材、フィニッシュ、すべての点で最高峰を追求したG-SHOCKの頂点シリーズという位置付け。スイスや日本の伝統的な機械式高級時計を愛する時計愛好家にも愛用者が少なくない。「ラグジュアリータフウオッチ」ともいうべき独自のポジションを確立したのだ。

G-SHOCKの最高峰モデル、MR-Gとは?

誇り高き孤高の存在。G-SHOCKの最高峰モデル、MR-Gとは?

・Challenge the limits
スペシャルムービー
タフネスを追求する
過酷な耐久試験の映像

・Bluetooth®搭載 電波ソーラーモデルなどLineup

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世界を舞台に活躍する
エグゼクティブも納得の先進機能

専用アプリ

専用のアプリをダウンロードし、Bluetoothでペアリングすれば、時刻受信、ソーラー発電などの状況がスマートフォンにグラフィカルに表示される。ホームタイム/ワールドタイムやアラームなどプラスαの機能も設定できる。時計側からスマートフォンを探すことも可能だ

Bluetooth 専用アプリ MULTIBAND6 TOUGH SOLAR
専用アプリ

「勝色」をまとった最新のMR−Gシリーズの2モデル、MRG-B2000B-1AJRとMRG-B1000BA-1AJRをビジネスエグゼクティブに薦めるのには理由がある。今や必須の電波時計機能はその筆頭だろう。これを実現するのは「マルチバンド6(シックス)」と呼ばれるカシオ独自の電波時計機能。日本やアメリカ、イギリス、ドイツ、中国にある世界の6局から発信される標準電波信号を毎日1回自動的に受信、主要な都市であれば世界中どこでも正確な時を刻み続ける。電波は建物などの遮蔽(しゃへい)物に強い長波を使用しているため、建物の中でも比較的受信しやすいこともメリットの一つだ。

正確さを補完するもう一つの機能も見逃せない。何かの理由で標準電波が受信できなくても、時刻を自動修正する「スマートフォンリンク」機能がそれだ。これを実現するのは、無料のスマートフォン専用アプリ「MR-G Connected FREE」(iPhone、Androidの両方に対応)。アプリは時計本体に正確さをもたらすだけではない。時刻受信状況、ソーラー発電状況、内部データ更新履歴をグラフィカルに表示するほか、ホームタイム/ワールドタイムやアラームの設定などプラスαの機能ももたらしてくれる。

このアプリではスマートフォン側にもメリットがある。普段はインターネットのタイムサーバーから取得している時刻を自動的に修正する。どこに置いたか分からなくなった際にも、スマートフォンを見つけてくれる探索機能などがそれだ。

時と場所を選ばない頼もしさはこれだけではない。薄暗い室内など、わずかな光でも発電して時計を動かす「タフソーラー」機能もその一つだ。光のエネルギーを、時を刻む力に変え、電池切れの心配すら忘れさせてくれる。いつでもどこでも時刻を正確に刻み続けるタフネス。これぞまさにG-SHOCKの真骨頂といえる。

武士の心意気を表現した「勝色」のMR-G

剛健、そして勇猛。武士の心意気を表現した「勝色」のMR-G

G-SHOCK最上級ラインMR-Gから、武士の威厳を
日本の伝統色、勝色(かちいろ)で表現した新モデルが登場

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高級時計ファンの
心を捉えるディテール
徹底したつくり込みと仕上げの美しさ

ケースとブレスレット クラッドガード構造 サファイアガラス

(左)チタン表面の深層硬化処理や、職人技による特殊な磨き加工、耐摩耗性・耐食性を向上させるブラックDLC加工などが施されたケースとブレスレット。
(中)リュウズはボタンとガードパーツを一体化し、耐衝撃性を向上させたクラッドガード構造でタフネスを担保する(写真はMRG-G2000HA-1AJR)。
(右)文字盤は傷に強く透明度が高いサファイアガラスに保護される

(上)チタン表面の深層硬化処理や、職人技による特殊な磨き加工、耐摩耗性・耐食性を向上させるブラックDLC加工などが施されたケースとブレスレット。
(中)リュウズはボタンとガードパーツを一体化し、耐衝撃性を向上させたクラッドガード構造でタフネスを担保する(写真はMRG-G2000HA-1AJR)。
(下)文字盤は傷に強く透明度が高いサファイアガラスに保護される

MRG-B2000B-1AJRやMRG-B1000BA-1AJRを所有する喜びは、手に取った瞬間から訪れる。華やかさ上質さ精かんさ。それらの調和が表現するラグジュアリーな雰囲気。この魅力の源泉は、ケースやブレスレットに施された職人の手作業による磨き仕上げ文字盤の緻密なつくり込み、そして冒頭でも述べた「勝色」だ。

この2つのモデルのケースとブレスレットには、同じ体積ならステンレス製より約60%も軽いチタンを採用。強度を高めるために、表面に深層硬化処理を施す。そこに、限られた職人だけが持つ特殊な磨き加工が施され、さらに表面には硬度を上げて滑らかにする耐摩耗性・耐食性向上のためのブラックの皮膜「ブラックDLC(Diamond Like Carbon)加工」が加わる。こうした処理は、武将の身を守る甲冑に幾重にも塗り重ねられた漆を想起させる。

時計の顔である文字盤も、ケースやブレスレットに劣らず凝ったつくりだ。ベースカラーは、ケースやブレスレットと同じマットブラック。2つのモデルのうち、ケースサイズが直径49.8mmとひと回り大きいMGR-B2000B-1AJRでは、そこに鱗紋(うろこもん)と呼ばれる三角形の和柄を表現。濃淡を付けて奥行きがあるように映る仕掛けだ。その周囲には扇と屏風をイメージしたデザインパターンを採り入れて、和の印象を高めている。針と合わせて時刻を読み取る際に使うインデックスには、日本刀の「反り」をイメージした独特の形状を採用している。こうしたディテールは誰かに語りたくなる一方で、持つ者だけが知る密かな喜びにもなる。

直径46.2mmとケースサイズが小さめのMRG-B1000BA-1AJRも含めて、ベゼルの内側やインダイヤルのカラーリングは、テーマカラーである、勝ちにつながる縁起の良い「勝色」が濃淡をつけて採用されている。ケースやブレスレットのマットブラックと勝色のシャープなコンビネーションに、ゴールドのインデックスやビス、リュウズを「差し色」としてプラスすることで、全体のバランスをぐっと大人らしい印象にしている。

こうした緻密なデザインの文字盤を演出しているのは、カシオの高級モデルの最終組み立てを行うプレミアムプロダクションラインのある山形カシオであり、そこでこそ成し得るナノ加工技術だ。インデックスやインダイヤルのエッジの立った形状や輝きは、誰が見てもメタル素材に見えるが、実はすべて樹脂製というから驚く。山形カシオならではの技術力が生み出すクオリティーだ。

武士の心意気を表現した「勝色」のMR-G

剛健、そして勇猛。武士の心意気を表現した「勝色」のMR-G

G-SHOCK最上級ラインMR-Gから、武士の威厳を
日本の伝統色、勝色(かちいろ)で表現した新モデルが登場

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日本の伝統と最新技術が結晶した
ジャパニーズウオッチの最先端

高級時計といえばスイス製――。こうした概念が一般的だった90年代までとは違い、今は日本製の時計が、世界の時計愛好家から熱い視線を浴びている。日本独自のスタイルや技術、綿々と続く伝統と繊細な美意識に世界中の多くの人が気付いたからだ。

その中でもカシオのG-SHOCK、その頂点に位置するMR-Gの機能的な先進性と、ディテールの驚異的なつくり込みは際立っている。

世界を席巻するジャパニーズウオッチ。時計としての先進機能と、高級時計を持つ喜び。この二つを求めるビジネスエグゼクティブを満足させるMR-Gの魅力は、さらに際立つばかりだ。

GPSハイブリッド電波時計

MR-G 勝色