提供:ファンズ

木佐彩子さんが聞く退職金活用の見方も変わる不安定な時代の資産運用。

三人のお写真

フリーアナウンサー 木佐彩子氏

ファイナンシャル・プランナー 山崎俊輔氏

ファンズ 代表取締役 藤田雄一郎氏

経済や国際情勢など変化が激しい状況が続き、直近では円安・物価高も進んでいる。
こうした状況下で、退職金や老後の資産運用を慎重に検討したいと考える人も多いだろう。
そんななか、金融とテクノロジーを組み合わせるFinTech(フィンテック)を活用した、
様々な資産形成の手段が登場。うまく活用することで、より豊かな生活につなげるチャンスがありそうだ。
今回は主に60歳以上の方に向け、資産運用の定石と新たな選択肢について
ファイナンシャルプランナーの山崎俊輔氏とファンズCEOの藤田雄一郎氏が対談。
フリーアナウンサーの木佐彩子氏が取材する。

インフレや円安背景に
老後からも「増やす」時代

木佐 経済をめぐる状況は急速に変化していますが、お二人はどのように見ていらっしゃいますか。

山崎 世界経済の影響が物価高や円安として、とうとう私たちの日常生活に現れ始めたと感じています。私たちのマネープランをどうやりくりしていくのかが、さらに大きな課題となってくるでしょう。

藤田 米国の利上げなども注目ですね。これまで長期的な株価上昇の背景となってきた金融緩和も潮目が変わり、専門家でも今後の経済予測が困難な状況です。我々一般の生活者が、どのように資産を守っていけばいいか考えるのも難しくなってきています。

山崎 先行きが不透明ななか、資産運用に積極的なリタイア世代も増えてきました。

インタビューをする木佐氏のお写真

木佐 老後の資産運用については、どのような悩みを持つ方が多いのでしょうか。

山崎 どの程度リスクを取ればいいかわからない方が多いと思います。老後の大切な資産を減らしたくない、でもある程度運用して増やしたいという思いがせめぎあっているのです。

藤田 インフレに負けない、お金を減らさないための運用も新たな課題です。老後資金を銀行に預けたままにしておくと、表面的な金額は変わらないですが、物価高や円安で購入できるものは減る。実質的なお金の価値が目減りしてしまうわけです。

雇用・年金の兼ね合い意識し
運用リスクも考える

木佐 退職金の受給時期でもある60歳からの資産形成について、山崎さんはどのようなアドバイスをされていますか。

山崎 基本的には定年から年金受給開始年齢を迎える60〜65歳と、65歳以降という2つのステージで資産運用を考えるようアドバイスします。ただし現在では高齢期雇用も浸透し始め、65歳を定年とする企業が2割程度、それ以降も働ける企業が4割くらいあります。

木佐 老後のライフスタイルも多様化していますからね。

山崎 年金も金額の増減は生じますが、早めの60代から受給してもいいし、最近では75歳まで遅らせて受け取れるようにもなりました。より柔軟に決められるようになった就労時期と年金受給時期の組み合わせを考え、そこに資産運用をどう盛り込んでいくかが重要になってきています。

木佐氏からの質問に答える山崎氏のお写真

藤田 中高齢者は運用期間が限られているのもポイントですよね。ここ数年は米国や全世界の株式に投資するインデックスファンドが人気となっています。若い方であればそうした株式に投資して、20〜40年後に利益があるなら良いといえますが、中高齢者はそうはいかない。

山崎 リーマン・ショックのような下げ相場で、生活資金が2〜3割減ってしまうと不安も高まります。株式投資はリターンが高いのだけれどもリスクも大きい。そこで資産の一部を、よりリスクが小さい債券などに投資する手もあります。ただし、こうしたローリスクな商品である程度の利益を得ようとするならば、選択できる商品は限られてくるのが現状です。

インタビュー中の三人のお写真

楽天証券で募集の
取り扱いを開始したFunds
ローリスク志向のニーズつかむ

木佐 様々な投資の方法があるなか、「Funds」ではどのような運用ができるのでしょうか。

藤田 Fundsは個人が企業に対して、間接的にお金を貸すことができるサービスです。ユーザーは投資先の企業を選んでファンドを通じて貸し付けを行い、一定の運用期間を経て、投資元本に加えて1〜2%程度(年率・税引き前)*の利回りで分配金を受け取ることができます。

山崎 企業が発行する社債に近い商品性なのですね。

藤田 そうですね。ただし市場で取引される金融商品とは違い、値動きがないことが大きな特徴です。さらに1円から、1〜3年という短期間で投資できる気軽さもあります。

山崎 これまで企業にお金を貸して利息を得たいと思っても、社債の募集がなかなか見つからないというケースがありましたが、Fundsは利用しやすそうですね。

藤田 証券会社では一定の格付けがなされた社債しか扱いませんから。Fundsではより柔軟なかたちで、多くの人が間接的に企業にお金を貸すことができます。社債とは異なる仕組みで、お金を借りたい企業と個人をマッチングするプラットフォームなのです。

Fundsの仕組み

イメージ図イメージ図

木佐 ユーザーからは、どのような反応があるのでしょうか。

藤田 「値動きがないので、ハラハラドキドキしなくていい」と喜んでいただけるケースが多いです。最近はシニア世代の方々にも高評価をいただいており、これから受給する退職金や年金をどう運用しようかと考えている方にも適した商品だと思います。

木佐 一方で金融商品として、注意すべき点もあるのでしょうか。

藤田 例えば貸付先の企業が倒産すれば、お金が返ってこなくなる可能性があるので、リスクとしてご理解いただきたいです。ただしFundsを通じた貸付先は、上場企業が中心で、財務内容等に関するファンズ独自の基準による審査をクリアした企業に限られます。メガバンクなど大手も名を連ねています。決算も開示されているので、意識して確認していただければリスクを抑えられます。

貸付先の中心となる上場企業に
フォーカスする理由

信頼される商品組成が可能

  • 上場企業の倒産率が平均0.3%と極めて低い
  • 財務内容が監査されており、粉飾リスクが低い
  • 適時開示もなされており、投資判断材料が十分に提供されている
  • 市場関係者によるガバナンスがきいている

上場企業の倒産傾向

グラフ
※東京商工リサーチ「全国企業倒産状況」に基づきファンズ作成

木佐 企業に注目することで、投資家自身の勉強にもなりそうです。

藤田 おっしゃるとおりです。さらに言えば、既に発行されている株式などとは違い、ユーザーが投資したお金は企業に直接届く仕組みとなっています。投資の際にお金がどんな事業に使われるかもわかるので、より意識的に企業を応援したり成長に貢献できたりする仕組みといえるでしょう。

山崎 投資に対する見方も変わって面白いと思います。

木佐 Fundsは今年9月から、楽天証券での募集の取り扱いも開始されましたね。

藤田 これを機に多くの方々にサービスを知っていただき、資産運用をより身近に感じていただければうれしいです。

山崎 家計簿アプリなどフィンテックを活用したサービスは数多くありますが、実際に使ってみないとメリットは実感できません。潜在的なユーザーは、たくさんいると思いますよ。

藤田 新しいサービスなので、怪しい、難しそうなどとイメージされる方もいると思います。そこで国内最大規模のネット証券で取り扱っていただくことで、多少安心感をもって利用していただけるのではないでしょうか。

サービスについて力強く語る藤田氏のお写真

少額から投資経験積み
安定資産で分散の見直しも

木佐 最後に、ゆとりあるセカンドライフの実現に向けて、お二人から個人投資家の方々へアドバイスをお願いします。

藤田 様々な金融商品を持っていても、すべてがマーケットに連動して同じ値動きとなり、実は分散が効いていない場合もあるかもしれません。マーケットに直接連動しない商品にも投資することで、よりポートフォリオが安定してくるのではないでしょうか。

山崎 少額から投資を始めることも重要ですよね。つみたてNISAもそうですが、少しずつ資産形成に取り組み、投資経験を自分のものにしていくことが大事です。そんななか、気軽に安定的な運用ができて、定期預金よりも少し高いリターンが期待できる商品を、Fundsは実現していると思います。

藤田 これからもサービスを通じて、資産形成をシンプルに、わかりやすくしていきたいと思います。若い方から高齢者まで、資産運用を当たり前のようにやっていかなければならない時代です。そうしたときに、安心感をもってチャレンジしていただける機会を提供していければと考えています。