番組概要

「1日3時間のSNSチェックでヒット商品を連発！」

紹介企業：かならぼ

眉毛に塗って剥がすだけで奇麗な色をキープできる化粧品、眉ティント。中でも、2016年の発売以来、若い女性の間で売れ続けているのが「フジコ眉ティント」だ。1本で発色、保湿、ボリュームアップの3役を担えることが人気の秘密だという。開発した「かならぼ」は、これまで10代、20代から支持されるヒット商品を次々と生み出してきた。「潜在的に消費者の方が感じている『そうそう欲しかったんだよね』って思えるようなものを提案できるように考えている」と語るのは、商品の企画を全て行っている和田佳奈社長。従来の市場調査を行わないのがこだわりで、その代わりに1日3時間のSNSのチェックで消費者の潜在的なニーズを掘り起こしている。かつてマーケティング会社に勤務していたという和田さんは「市場調査は安心材料にしかならない。であれば、本音をつぶやいているようなSNSを見ながら、今の子たちってこういうこと考えてるんだなとか、こういうものを求めてるのかなっていうのを感じていく方が早い」と語る

「勝手に拡散してくれる！？思わずつぶやきたくなる商品開発」

紹介企業：トーシン

2018年の1号店オープン以来、わずか4年で100店舗を達成したカプセルトイ専門店「シープラ」。キャラクターものや有名企業とのコラボ商品など多種多様な商品ラインアップと地域ごとの限定商品の開発などで、多くのファンから支持されている。運営会社トーシンの担当者は「カプセルトイはスーパーなどに置かれているということで、小売りという部分が非常に強かった。それを専門店化する。つまりはアミューズメントとして昇華させる」と、その狙いを語る。そんなシープラの客たちの情報源となっているのがSNS。珍しい商品の投稿や、最近では透明のポーチにいくつもの商品を詰めて個性をアピールする「ガチャ詰め」と呼ばれる投稿もある。また、店内には“SNS映え”を意識して背景を自由に変えて商品を撮影できる専用のブースを設置。こうした演出を面白がる客がSNSで拡散し、集客につながっているのだという。また、SNS活用をさらに強化していこうと、インフルエンサーとのコラボレーションもスタートする。商品のレビューを書いてもらい、更なる集客につなげようと考えている。