事業承継 PEファンド特集  M&A特集 Vol.5

新型コロナウイルス感染症は収束する様子が見えない。中小企業が事業承継を先送りにしていると、コロナ禍の影響で少しずつ経営体力が失われ、手遅れになることも考えられる。後継者不在の会社はM&AやPE(プライベート・エクイティ)ファンドによる第三者への承継も選択肢に入れて、早めの対策を考えたい。

PICK UP

  • IPO ハンズオン カーブアウト
					ポラリス・キャピタル・グループ株式会社
					【本社】〒100-6738 東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー38階
  TEL.03-5223-6780 https://www.polaris-cg.com
【代表】代表取締役社長 木村 雄治 【設立】2004年
【支社】大阪(支社)、シンガポール(現地法人) 【ファンド号数】第5号
【ファンド規模】約3,000億円(累計)
  • アドバイザリー 独立系 事業承継
					GCAサクセション株式会社
					【本社】100-6230 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内30階 
  TEL.03-6212-7110 https://www.gcasuccession.co.jp
【代表】取締役社長 二戸 弘幸 【設立】2019年(GCA100%子会社)
【支社】大阪、名古屋、福岡 【累計実績数】約400件 ※直近3年間のGCA実績
【主な実績業種】全業種実績多数
  ※2018年~2020年 Mergermarket Japan M&A Awardsより(GCA受賞)

新型コロナウイルスは、中小企業の経営に大きな打撃を与えており、すでに宿泊・飲食業などで倒産が増加している。今は政府の支援策で持ちこたえている会社も、感染拡大が長引けば経営が厳しくなってくるかもしれない。

M&A会社には二つの契約形態があるM&A会社には二つの契約形態がある

コロナ以前から、中小企業の多くは事業承継問題を抱えている。後継者がいない会社は第三者へ会社や事業を譲渡するM&AやPEファンドの利用が有力な選択肢となる。

コロナ禍で業績が悪化して企業価値が下がると、有利な条件で譲渡することができないので、事業承継のプランニングはできるだけ早めに始めたい。

優れた中小企業があったら買いたいという会社は多く、中小企業のM&Aは年々増加している。こういった状況からM&A会社も急速に増えているが、各社によりサービス内容などはさまざまで契約形態も二つある。

一つは会社の売り手と買い手の双方の相談に応じ、マッチングが成立したら双方から手数料を受け取る仲介契約。買い手を見つけやすいといえるが、買い手と売り手の利益相反が指摘されている点には十分に注意が必要だ。

もう一つは、買い手あるいは売り手のどちらかにのみを支援して手数料を受け取るアドバイザリー契約。この場合依頼主の意向に沿った交渉や譲渡が期待できる。

図:M&A会社の二つの契約形態 仲介契約:仲介業者が売手買手双方から手数料を受け取る。 アドバイザリー契約:売手買手どちらか一方にアドバイザーがつき、手数料などを受け取る

PEファンドでビジネスの発展もPEファンドでビジネスの発展も

第三者への会社引き継ぎにはPEファンドから出資を受ける方法もある。PEファンドは投資家から集めた資金で非上場企業の株を買い取り、積極的に経営に関与する事で企業価値を高める。出資を受ける会社の事業が継承されるだけでなく、経営の改善や発展にもつながる。

PEファンドによって中小企業の事業が引き継がれ雇用が維持されることは、地域社会や日本経済にとって大きなプラス。コロナ禍を乗り越えることにもつながるだろう。

図:PEファンドの仕組み 投資家から資金を集め、非上場企業へ出資、経営支援を行う

プライベート・エクイティファンド 特集

  • 独立系 カーブアウト 事業承継
								ニューホライズンキャピタル株式会社
								【本社】〒105-0003 東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル9階
  TEL.03-3519-1260 https://newhorizon.jp/
【代表】代表取締役会長 安東 泰志 【設立】2006年
【支社】シンガポール(海外拠点)【ファンド号数】第3号
【ファンド規模】368億円(AUM / Assets under management 運用管理資産残高)
  • IPO ハンズオン カーブアウト
								ポラリス・キャピタル・グループ株式会社
								【本社】〒100-6738 東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー38階
  TEL.03-5223-6780 https://www.polaris-cg.com
【代表】代表取締役社長 木村 雄治 【設立】2004年
【支社】大阪(支社)、シンガポール(現地法人) 【ファンド号数】第5号
【ファンド規模】約3,000億円(累計)
  • 事業承継 ハンズオン カーブアウト
								ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社
								【本社】〒104-0028 東京都中央区八重洲2-4-1 住友不動産八重洲ビル5階
  TEL.03-5200-8831 https://www.basic-cm.co.jp/top/
【代表】代表取締役 金田 欧奈 【設立】2002年 【ファンド号数】第4号
【ファンド規模】300億円(3~4号 合計)
  • 商社系 ハンズオン 海外展開
								三井物産企業投資株式会社
								【本社】〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2
    大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F
  TEL.03-3285-3260 http://www.mcpi.co.jp/
【代表】代表取締役社長 後藤 伸之 【設立】2003年
【ファンド規模】三井物産の自己資金による投資
  • 金融機関系 事業承継 廃業支援
								新生青山パートナーズ株式会社
								【本社】〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビル
  TEL.03-6880-6898 info.shoukei@sapartners.co.jp
【代表】代表取締役 山﨑 剛 代表取締役 島根 伸治 【設立】2016年
【ファンド規模】50億円

M&Aアドバイザリー・仲介 特集

  • アドバイザリー 独立系 事業承継
								GCAサクセション株式会社
								【本社】100-6230 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内30階 
  TEL.03-6212-7110 https://www.gcasuccession.co.jp
【代表】取締役社長 二戸 弘幸 【設立】2019年(GCA100%子会社)
【支社】大阪、名古屋、福岡 【累計実績数】約400件 ※直近3年間のGCA実績
【主な実績業種】全業種実績多数
  ※2018年~2020年 Mergermarket Japan M&A Awardsより(GCA受賞)
  • アドバイザリー 独立系 事業承継
								マクサス・コーポレートアドバイザリー株式会社
								【本社】〒104-0031 東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館11階
  TEL.03-5524-5580 https://maxus.co.jp
【代表】代表取締役社長、公認会計士、米国公認会計士、日本証券アナリスト協会検定会員 森山 保
【設立】2013年 【累計実績数】創業以来、150件以上(完了案件のみ)
【主な実績業種】国内案件全般
  • 独立系 アドバイザリー
								アクアコーポレートアドバイザリー株式会社
								【本社】〒102-0093 東京都千代田区平河町1-5-15
  TEL.03-5839-2742 https://aqua-advisory.com/
【代表】代表取締役 公認会計士 桑原学
【設立】2015年 【累計実績数】約30件
【主な実績業種】IT、人材、小売、飲食、広告、アパレル等
  • アドバイザリー クロスボーダー 独立系
							バリューアドバイザリー合同会社
							【本社】〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-15 エキスパートオフィス渋谷7階
  TEL.03-6914-0702 https://www.value-advisory.co.jp/
【代表】代表社員 小島公彦  【設立】2016年8月 
【累計実績数】174件(設立~2020年6月末までの業務完了ベース) 
【主な実績業種】業種問わず小売・製造から金融系まで実績あります
  • 金融機関系 アドバイザリー 資本政策
								ABNアドバイザーズ株式会社
								【本社】〒102-0084 東京都千代田区二番町4-3 二番町カシュービル3階
  TEL.0120-077-220(代表)https://www.abn-advisors.co.jp/
【代表】代表取締役社長 川畠 慎也 【設立】2017年
【累計実績数】非公表
【主な実績業種】各種工事業、飲食・小売業、各種サービス業、各種製造業等

2020年10月28日時点での情報です。

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TEL.03-5259-5437