提供:キンドリルジャパン株式会社

秋吉 香織

働き方も「みんなちがって、みんないい」

Kaori Akiyoshi
キンドリルジャパン株式会社
理事 デジタルワークプレース事業部

成功・失敗経験が
働く力になる

社員が最適なパフォーマンスを発揮できるIT環境を提供するためには、何をなすべきかと問われることがしばしばあります。一方で社員側からは、働く動機や目的は多様ではあるものの、達成感や社会貢献欲求、必要とされている実感を掲げる方が多いとも感じます。企業にとってパフォーマンスの高い方を採用することは、指標が明確なため実現しやすい事ですが、継続的に社員のエンゲージメントを高め、社員自らが創造し生産活動を維持することは、完璧なIT環境のみでは実現できないことに気づかされました。

人それぞれ働く価値観が異なり、様々な人生のシーンにおいても、快適だと感じる環境は変化します。例えば子育て世代は、保育園の送迎時間に加えて通勤時間が必要であった環境から脱却し、「通勤しない」働き方を選択して高いパフォーマンスを発揮するといった成功体験を積むことができます。また、業務の大切な場面において家族を優先し、リモートを選択した結果、お客様の真のご要望をつかみきれず契約締結に至らなかった失敗経験もあるでしょうが、それは必ずや更なる工夫を産むと考えます。多くの成功体験・失敗体験を積むことこそが、社員のエンゲージメントを高め、企業理念に到達する近道だと私は考えます。

人が主役となる
多様なワークプレース

キンドリルのデジタルワークプレースは、「人が働く」ことに焦点をあて、人を時間や場所、そして限界から解放するための技術を提供します。時間・場所から解放された人は、課題と向き合い、人として創造することに集中できます。私自身、5人の子育てを通して多くの学びと山ほどのわくわく感を経験しました。同僚(ひと)にはできることであっても、自分にはできないもどかしい思いも経験しました。このような経験を経て、多様な働く人のためのデジタルワークプレース(いつどこからでも業務ができ同僚とコラボレーションが行える環境)の今と未来を創造しようとする情熱が生まれ、また同じ理想を持つ同僚に出会えました。セキュアな仮想環境や様々な仮想コラボレーション環境により、多様な局面で「人」が物理的な壁を越えてコラボレーションを行い、創造・共創することができる。「みんなちがって、みんないい」は、働き方も同じではないでしょうか。