提供:キンドリルジャパン株式会社

松本 紗代子

皆が個性を発揮し、活躍できる世界を

Sayoko Matsumoto
キンドリルジャパン株式会社
執行役員 ストラテジックアライアンス事業部長 兼 インクルージョン、ダイバーシティー & エクイティー担当

属性でなく、
私という個人を見る

性別や年齢に関係なく活躍できる企業風土を求めて就職しましたが、テクノロジー業界で働く営業職の女性として、キャリアを進めるごとに自身の肩書の前に「女性最年少」や「日本人女性初」という冠が付くことが多くなり、それまでは意識することがなかった自分の属性を嫌でも意識させられるようになりました。

一方で、さまざまな国籍を持つグローバルなチームで仕事をしていると、肩書やジェンダー、年齢ではなく、私という個人を見てくれており、この上ないやりがいと帰属意識を感じました。日本で働く女性としてそれまで感じていた居心地の悪さを改めて自覚し、「皆が個性を発揮し、活躍できる世界を作りたい」という思いを強く抱くようになりました。

私は現在ストラテジックアライアンス事業部の事業部長と、インクルージョン、ダイバーシティー&エクイティー(ID&E)の推進責任者という2つの役割を持っています。キンドリルは自社製品を持たず、さまざまな企業とのエコシステムを形成し、お客さまにとってベストミックスなテクノロジー基盤を実現することを使命としています。そのためにフラットでオープンというキンドリルの価値を体現し、各アライアンスパートナーと私たちの強みを掛け合わせ、お客さまと社会への提供価値を最大化することを目指しています。

一人一人が発揮する価値の総和が
私たちの提供価値

そしてその実現に何よりも重要な「人」に最も価値を置いています。なぜならばカタチのある製品を持たないキンドリルにとって、社員一人一人が発揮する力の総和が私たちの提供価値だからです。そのために「キンドリルジャパンは一人一人が自分らしく働くことができ、組織としての力を最大限発揮できる環境を築いていく」というID&Eのミッションを設定し、「一人一人の違いを理解し合い、尊重し合い、価値を認め合い、大切にすること」を意味するインクルージョンをダイバーシティー、エクイティーの前に位置付けています。

まさに自分自身が生涯をかけて実現したい「皆が個性を発揮し、活躍できる世界を作りたい」という思いが、私たちキンドリルが社会に提供する価値を最大化することに直結する、そんな環境で日々チャレンジを続けています。

テクノロジーの進化がよりフラットな世界の実現に貢献していることは言うまでもありません。さまざまなステークホルダーと力を合わせ、次の世代を生きる一人一人にとってよりよい未来を実現する、それがキンドリルが掲げる社会成長の生命線という言葉に表れていると理解しています。