提供:キンドリルジャパン株式会社

塩見 寛行

つながり支え、社会成長の階段を上ろう

Hiroyuki Shiomi
キンドリルジャパン株式会社
理事 製造事業本部 事業本部長

お客様の先に
社会を見る

私はキンドリルで製造業のお客様を担当する営業責任者をしています。現在あらゆる業界において、テクノロジー活用により、お客様のビジネスモデルやビジネスプロセスが変化していますが、製造業はモノづくりの過程におけるテクノロジー活用が最も身近であり続けてきた業界であり、我々が担当するお客様の先に、技術を活用した未来を共に見ることができます。

過去に学び、実践を心がけている言葉として「鳥瞰(ちょうかん)の視点、内省の視点を持つ」という言葉があります。加えて私は、「お客様の先に社会を見る」ことを大切にしています。自動車、鉄鋼、重工、電機、建設、化学、多様な業種のお客様が、技術を用いて社会の利便性、安全性、持続可能性を上げるためのチャレンジをされており、その実現は間違いなく社会を変えていきます。そのために不可欠なピースであるITインフラを、お客様が切り開かれるようとしているチャレンジに一緒に参画する気持ちで、私たちキンドリルが提案し実装していく。そうすることで社会貢献の実感が得られると感じています。

つながりを支える
基盤への進化

お客様と会話する中で感じるのは、ここ数年あらゆる業界で、テクノロジー活用から生み出される変化が非常に早いスピードで起きていることです。今後、従来の産業枠や企業規模という既存バイアスを超えた、技術による新たなアイデア、ビジネスが生まれ、カンブリア爆発と表現されるほど多くのテクノロジーが世の中で形を成し、サービス化されていくと思います。そのような環境の中で健全な社会成長を成していくためには、「新しい価値を生み出すためのつながり」と「社会を守るための安定性」の2つが重要になると私は考えています。完全自動運転やゼロカーボンシティに代表される社会成長の大きな階段を上るためには、一企業や業界、官民といった枠を超えた「つながり」が不可欠です。そしてその足元を支えるのが、ステークホルダーのデータやシステムの「つながり」になってきます。

また、テクノロジーが劇的に社会を変えていく未来においては、テクノロジーへの依存度は上昇し、その基盤は常に安定的でかつ信頼の置けるものである必要があります。

多様な業界のお客様のつながりを支えるプラットフォームをお客様と一緒に創り、これを盤石の安定性で供給し続けることで、社会成長の階段を上ることに貢献するのが自分の役割と考えています。