歴史ある老舗ブランドは、歴史を継承し、人々から愛され続けてきた。今年で創業190年を迎えるロンジンもまた、その歴史のなかで多くの賞を受け、多くのスポーツイベントの公式計時を担当し、多くの歴史的偉業に関わり、そして多くのセレブリティーたちからも愛されてきた。
もちろん、そういった華やかな歴史の裏側では技術革新も着実に進めてきた。高性能クロノグラフやパイロットウオッチ、そして先端素材による高精度化といった技術によって市民生活の質を高める役割も果たしてきた。
すなわちロンジンは、美しさと技術力の両面で“普遍的な価値”を持った本物のスイス時計ということになる。そのステータス性と実用的な機能はビジネスシーンでこそ大きな効果を発揮する。ビジネスウオッチの間違いない選択肢となるだろう。
INDEX
時計で自分自身を表現すること。それは昨今の流行ではない。懐中時計の時代から、紳士たちはお抱えの時計師に美しい時計を作らせ、自分自身の審美眼やセンスを競い合った。そういった時代から、ロンジンの時計はステータスシンボルとして扱われ、紳士たちの知性と品格を表現するものとして愛されてきた。
現代社会では、そこまであからさまではないものの、それでも袖口からチラリと見える腕時計が、自分自身のスタイルを語るものであることに変わりはない。
創業から190年という長きにわたってロンジンが紳士たちに選ばれてきたのは、普遍的な美しさがあるからだ。そしてロンジン マスターコレクションは、そういったロンジンの伝統や文化を色濃く受け継ぐコレクションとなっている。
①ロンジンのロゴ(翼のある砂時計、写真内の右下部分)と商標は1889年、スイス連邦知的財産権局(OFPI)に、1893年には世界知的所有権機関(WIPO)に登録された。今なお当時のままの形で使用されている世界で最も古い商標と言われている
②1878年、ロンジンはクロノグラフ機能が搭載されたムーブメント「キャリバー20H」を製造。ロンジン初の計時機能を備えた時計となった
③クロノグラフ・キャリバーの名機と言われた「Cal.19.73N」を搭載した初の腕時計(1911年製)
④1927年、チャールズ・リンドバーグは大西洋無着陸単独横断飛行を33時間30分で成し遂げる。この時の計測をサポートしたのがロンジンだった。その後、リンドバーグはロンジンと協力して航空ナビゲーション用の時計を考案した
⑤スポーツ計時用ハイビート スプリットセコンド クロノグラフ(1963年製)。毎秒3万6000振動のハイビートムーブメント、スタート・ストップ・リセットの大型リューズ、11時位置のスプリッドセコンドプッシュボタンなどが搭載されている
創業から190年におよぶロンジンの長い歴史を年表で
見る。なぜロンジンは紳士たちに選ばれてきたのか?
「ロンジン マスターコレクション L2.909.4.92.6」(写真下)は、まさにエレガンスが具現化されたような時計だ。時分針には柔らかなフォルムのリーフ針(※1)を採用し、インデックスは主張を控えたバータイプ。そのおかげでダイヤル面がよく見えるが、ここにはサンレイ仕上げ(※2)を施しているので、光の当たり方によって色の微細な濃淡が感じられる。さらに6時位置には月の満ち欠けを示すムーンフェイズ機構が収まっている。ゴールド色の月や星が、ブルーと対比されており、美しい色彩のバランスが生まれる。
ケースやベゼルには丁寧にポリッシュ(鏡面)仕上げが施されているが、これもドレスウオッチの常とう手段。光を受けて、きらりと輝く姿もまたエレガントだ。
こういったデザインは何かが特別というわけではない。長い歴史にしっかりと裏付けられた普遍的な価値が感じられる。すなわち、誰もが美しいと感じる時計ということでもある。
※1 葉っぱのような形状をした針
※2 太陽光線(Sunlay)を由来とする放射状の仕上げ
ロンジン マスターコレクション
ロンジンの伝統や文化を色濃く受け継ぐフラッグシップコレクション。
クラシックなエレガンスと優れた品質を併せ持ち、
ビジネスシーンで最高のパフォーマンスを発揮してくれる。
ステータスシンボルとなる美しい時計を作ってきたロンジンだが、そもそも時計は時間を計測する計器でもある。特にロンジンの時計は堅牢(けんろう)かつ高精度で知られている。それは極地探検家やパイロットなど極限の状況で戦う人にとっては信頼できる優秀な計器にもなった。
20世紀初頭の極地探検家や、チャールズ・リンドバーグに代表されるパイロットたちは、ロンジンの時計とともに冒険に挑んだ。青森県三沢市から米ワシントン州ウェナッチバレーまで太平洋を横断した1931年の「ミス・ビードル号」の挑戦(写真下)では、搭載したロンジンの計器が完璧な飛行航路をナビゲートしたという。
前人未到の挑戦には、信頼できるツ―ルウオッチが必要となる。ロンジンは人類史に残るパイオニアたちをサポートしてきた時計ブランドでもあるのだ。
数あるツールウオッチの中でも、特にロンジンはパイロットウオッチの名門である。先述のC・リンドバーグだけでなく、「航空航法の父」といわれるウィームス海軍大佐や、女性初の大西洋横断単独飛行に成功したアメリア・イアハート、大富豪にして飛行機好きのハワード・ヒューズなど多くのパイオニアたちに時計や計器を提供してきた。
ロンジン スピリットは、そんな“挑戦する精神”を投影させた、モダンなパイロットウオッチ。素早く時刻情報を読み取れる実用的なアラビア数字をインデックスとして使用し、衝撃が加わりやすいベゼル部分にはタフなセラミックが採用され、傷がつきにくい。
最新モデル「ロンジン スピリット ズールータイム」(写真下)はGMTウオッチ(※3)だが、これは1925年にロンジン初の第二時間帯表示時計を製作したことに由来している。
※3 24時間で1周するGMT針(外周にある24時間目盛りを利用)と、12時間で1周する通常の時針(内周にある12時間目盛りを利用)によって、GMT針でホームタイム(自国の時間)を、通常の時針で現在いる場所の時刻を同時に示す機能。24時間を表示する回転ベゼルが備わった3カ国表示ができるタイプもある。GMTはグリニッジ標準時(Greenwich Mean Time)の略
ロンジン スピリット
ロンジン スピリットは全モデルに高精度の証しであるCOSCクロノメーター認定を取得。
ロンジン スピリットZulu Time(下記写真左・中央)は
ヘリテージパイロットウオッチの機能をベースに最新技術を搭載したGMTウオッチ。
どれだけ便利なデジタルツールが増えても、時間厳守は最も重要なビジネスマナーである以上、ワンアクションだけで時刻が瞬時に分かる腕時計の便利さにはかなわない。しかし、だからこそ、時計の正確さ、すなわち精度についても、きちんと考えたい。
「ロンジン マスターコレクション L2.673.4.78.6」(写真下・左)(写真上)は、月、曜日、日付に加えてムーンフェイズ表示も加えた“トリプルカレンダームーン”に、クロノグラフまで組み合わせる複雑機構を搭載する。しかもダイヤルにはバーリーコーン(大麦)と呼ばれる伝統的な仕上げを施し、光の反射を抑えて、針読みをしやすくしている。
その一方で、デジタル機器などの影響を受けにくいシリコン製ひげゼンマイを使用して耐磁性能も高めるなど現代的な仕様にアップデート。まさにビジネスシーンで使える時計となっている。
技術革新という点ではロンジン スピリット ズールータイム(写真下・右)(写真上)も語るべきポイントが多い。例えば先述の1925年製モデルはズールータイム(Zulu time)と命名されたが、これは航空や軍事で使用される協定世界時のコードという意味がある。
こういった伝統を継承するロンジン スピリット ズールータイムは、第二時間帯表示針を備えるだけでなく、回転ベゼルを組み合わせることで3カ所の時刻を同時表示できる。さらにムーブメントの連続駆動時間は約72時間もあるので、理想的な強いトルクが長時間持続され、結果として精度が安定する。公的な高精度認定であるCOSC認定クロノメーターも取得しており、いつでも正確な時を刻んでいる。
パイオニア精神の宿るツールウオッチは、非の打ち所がない実力派でもあるのだ。
ロンジン スピリット Zulu Time のスペシャルサイトはこちら。
現代のすべてのパイオニアたちに捧げる卓越したタイムピース
ツールウオッチとしての魅力を秘めたロンジン スピリット ズールータイム(写真上)は、特にヤングエグゼクティブに選んでほしい時計だ。溌剌(はつらつ)とした雰囲気があるので、例えばハイテク素材のセットアップにポロシャツを合わせるような、ビジネスカジュアルスタイルとの相性が良いだろう。しかも、この時計は“旅の時計”なので、出張や海外とのやり取りの際にも活躍してくれる。
前進し続けたいビジネスマンに、パワーを与えてくれる時計である。
ロンジン スピリット
ロンジン スピリットは全モデルに高精度の証しであるCOSCクロノメーター認定を取得。
ロンジン スピリットZulu Time(下記写真左・中央)は
ヘリテージパイロットウオッチの機能をベースに最新技術を搭載したGMTウオッチ。
一方のロンジン マスターコレクション L2.673.4.78.6(写真下)はミドルマネジメントのビジネスマンにおすすめしたい。クロノグラフだが、ドレッシーな雰囲気が強いこのモデルは、清潔感のある白ダイヤルを選ぶと腕元が一気に華やぐ。スーツスタイルでも王道のなかにちょっとした遊び心を入れてもいいだろう。ストライプの生地を選んだり、レジメンタルタイを選んだりすると、センスの良さをさりげなく表現できそうだ。
どこか身が引き締まる思いになる、少し格上の時計である。
ロンジン マスターコレクション
ロンジンの伝統や文化を色濃く受け継ぐフラッグシップコレクション。
クラシックなエレガンスと優れた品質を併せ持ち、
ビジネスシーンで最高のパフォーマンスを発揮してくれる。
ロンジンがビジネスシーンで
効果を発揮する4つの理由
ロンジン マスターコレクション
L2.673.4.78.6
サイズ:40.00mm
ムーブメント:自動巻
素材:ステンレススティール
カラー: シルバー「バーリーコーン」
¥462,000
詳細はこちら ▶L2.673.4.92.0
サイズ:40.00mm
ムーブメント:自動巻
素材:ステンレススティール
カラー:ブルー「サンレイ」
¥462,000
詳細はこちら ▶L2.909.4.92.6
サイズ:40.00mm
ムーブメント:自動巻
素材:ステンレススティール
カラー:ブルー「サンレイ」
¥338,800
詳細はこちら ▶ロンジン スピリット
L3.812.4.63.6
サイズ:42.00mm
ムーブメント:自動巻
素材:ステンレススティールとセラミック
カラー:アンスラサイト
¥415,800
詳細はこちら ▶L3.812.4.63.2
サイズ:42.00mm
ムーブメント:自動巻
素材:ステンレススティールとセラミック
カラー:アンスラサイト
¥401,500
詳細はこちら ▶L3.410.4.63.6
サイズ:37.00mm
ムーブメント:自動巻
素材:ステンレススティール
カラー:シャンパン
¥328,900
詳細はこちら ▶価格はすべて税込みです
ロンジンはブランドアンバサダーの本木雅弘さんとUTAさんによる2022年春夏キャンペーンの新ビジュアル「LIGHT and SHADOW 瞬くエレガンス」を公開した。ロンジンのフィロソフィーである「エレガンス」をリラックスした空気感とともに描いている。本木雅弘さんの研ぎ澄まされた審美眼、大人の知性と風格を感じさせるエレガンス。UTAさんの躍動感と洗練されたセンスを感じさせるエレガンス。二人を照らす光とそこから生まれる影を通して、その瞬きに宿るエレガンスを表現する。
2022年7月、ロンジンは日本の旗艦店である銀座7丁目の「ロンジン ブティック銀座」をリニューアルオープンする。“ロンジン レジデンス”をコンセプトにした店内は、ロンジンブルーを基調にコンテンポラリーなデザインに仕上げられている。店内には常時200本以上の時計をラインアップ。マイルストーンとなるアイコンモデルや復刻モデルはもちろん、ストラップやサングラスなどのアクセサリーも取りそろえ、豊富な知識を備えたコンシェルジュとともにロンジンの世界を体験できる。
リニューアルオープンを記念して、精かんなデザインで人気の「ハイドロコンクエスト」からロンジン ブティック銀座限定キットが5本の数量限定で登場する。
ロンジンは創業190周年を記念して“Color of Elegance-人生を彩るタイムピース” をテーマに伊勢丹新宿店 本館1階 プロモーションスペースにて6月22日(水)から7月5日(火)まで期間限定のPOP-UPストアをオープンする。
このPOP-UPストアでは時代を超えて愛され続けているアイコンウオッチ「ラ グラン クラシック ドゥ ロンジン」と「ロンジン ドルチェヴィータ」の新作先行販売や、当サイトで紹介した「ロンジン スピリット Zulu Time」をはじめとする190年の歴史を象徴する復刻モデルも登場。
POP-UPストア限定の先着購入特典やカラーコンサルティングのサービスも。人気スタイリスト 小山田早織とフォーチュンアドバイザー 杉浦エイトによるトークショーや、カラーコンサルタントによるカラー診断セッションも開催する。
お問い合わせ
Tel.03-6254-7350
https://www.longines.jp