Wealth Management Episode

『Wealth Canvas(ウェルスキャンバス)』で資産チェック、
課題はどこに?
EPISODE 8 資産承継やライフプランを考え始めた経営者

提供:MUFGウェルスマネジメント

未来へつなぐ、パートナーであり続ける。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のウェルスマネジメントは、一人ひとりの価値観に寄り添い、そのゴールの実現をサポートすることが使命だ。特に、経営者からの事業・資産に関する相談は多い。
MUFGは経営者の悩みにどう応えているのだろうか。エピソードをお伝えする。

10年後のバランスシートを前に対応の必要性感じる

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 「え、こんなに自社株が高くなるのか?」

 60代の経営者は、スマホを前に思わず頭を抱えた。画面に映し出されている棒グラフは、10年後に自分の保有する資産などバランスシートがどう変わるかのシミュレーション結果だ。なんとなく思い描いていた資産構成と実際の数値の差に、驚きを隠せなかった。

 操作していたのはMUFGが提供している『Wealth Canvas』というWebサービスだ。その中には、質問に答えることで自分の資産のバランスシートが今どうなっているかを表示するサービスがある。資産運用に特に関心がなかったこともあり、表示されたバランスシートを見るとその大半を現金が占め、一方で自社株が結構な金額になっていることが分かった。

 だがさらに驚いたのは、現在のバランスシートと同時に表示された10年後のバランスシートのほう。現金が大きく減り、思っている以上に自社株の割合が増えていた。経営する企業の業績は好調。それはいいことなのだが、自分が持っている自社株の評価がここまで高いとは思っていなかった。相続に向けた納税資金の確保は大丈夫だろうか。いざという時に手元資金は十分なのか。思わず不安がよぎった。

 家の補修や家族との旅行など、今後のライフイベントを考えるとどうしても現金は減る計算だ。このまま現金が減る場合に相続税がどうなるか、『Wealth Canvas』で資産承継をシミュレートしてみたところ、思っていたほどは子どもたちに資産をのこせないという結果が出てきた。

 「これは、きちんと考える必要がありそうだ」

 思えば今までは経営に全力投球をする人生だった。会社を大きくすることに夢中だったが、一方で自分自身の資産などにはあまり注意を払ってこなかった。ただここにきて相続税や老後資金の話題を伝えるニュースが気になり始めた。とはいえ取引のある金融機関の担当者やなじみの税理士にいきなり相談をしても、まだ自分の中で何が課題なのかはっきりしていない状態では、きちんとした議論はできないだろう。まずは自分なりの考えをまとめたかった。

 ヒントが欲しいとネットで検索したところ、出てきたのは資産承継についてのコラム。平易な言葉で書かれていて読みやすい。他にも事業承継や資産運用についてのコラムもある。どうやら自社の取引先の1つであるMUFGが提供しているサイトのようで、読んでいるうちに対策の必要性がさらに身に迫って感じられた。でも自分自身にとっての一番の課題はどこにあるのだろうか。それが分かる方法はないのか。そこで見つけたのが『Wealth Canvas』だった。

顔を合わせて相談、未来に向けてともに歩む

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 『Wealth Canvas』の機能は資産承継について試算するだけではない。これからのライフプランや資産運用、それに事業承継についても色々とシミュレーションができるようだ。どうせならこれを機に他の課題も洗い出そうと思い、それぞれに数字を入力してみる。ライフプランでは資産運用や事業拡大、あるいは社会貢献など、これからの人生で何を優先させるかを選び、それが自身の資産の将来にどう影響するかをシミュレーションできるし、事業承継についても質問に答える形でおすすめの承継方法を提示してくれる。そして資産運用なら、目標や許容できるリスクを答えることで、おすすめのポートフォリオまで表示される。正直そこまで考えて資産運用に取り組もうとしたことはなかったため、目からうろこの思いだった。

 「そういえば、少し前に妻も親の相続で苦労していた」。不動産を受け継いだらしいが、必ずしもスムーズには進まなかったようで、自分の時には子どもたちにこんな苦労をさせたくないと話していた。そこで『Wealth Canvas』について説明すると、スマホから自分の資産や相続税額をシミュレーションした様子。さらに「もっとくわしく知りたいのだけど、どうしたらいいかしら」とも聞かれた。

 私も妻も、課題が見えてきた。そろそろ専門家と相談したほうがいいだろう。そういえば『Wealth Canvas』のサイト内には問い合わせ先も載っている。相談内容を記して送信したところ、すぐにMUFGの担当者から連絡があり面談の時間が決まった。妻とともに訪ねたところ、姿を現したのはこれまでも会社の取引で何度か顔を合わせていたMUFGの担当者だった。担当者はにこやかに口を開いた。「いつもお世話になっています。今後のライフプランを改めてお聞かせください。お力になりたいと思います」

 夫婦で面談に来たが、夫婦それぞれの資産の詳細まで知られたくないという意向をやんわりと伝えると、「至極当然」といった表情で、担当者が教えてくれた。どうやらそれぞれの資産については、情報を互いに教えず別々に管理することもできるらしい。さらには今後のライフプランに合った運用方法や、10~20年のスパンで子どもたちへ生前贈与する方法も提案してくれた。話を聞いていて感じたのは、あくまでこちらの思い描く理想の将来像に近づくために、どうすればいいかを一緒に考えようとする姿勢だ。営業というよりパートナーのような印象を醸し出すその話しぶりに、やはり顔を合わせて相談できる担当者がいるのは心強いと感じた。

 「引き続きよろしくお願いします」という担当者の声を聞きながら、未来に向けてともに歩んでいく心の準備を決めた。

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※このエピソードは、Wealth Canvasのサービス内容をもとにしたフィクションです

※画像はイメージです

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