宮原博之
大学卒業後、通信機器のコンサルティング企業へ入社。その後、株式会社ベンチャーリンクへ入社し、約650店以上の飲食店の業態開発からマネジメント業務に携わる。2005年に株式会社八十八やを創業。2015年には上場企業の飲食業態開発のPM(執行役員)に就任する。2019年(株)コラボパートナー(飲食コンサルティング会社)を設立し、続けて2020年に一般社団法人ジャパンフードコンサルティング協会を設立。(経産省公認)日本経営士会・経営士、M&Aアドバイザーや調理師資格などを有し、多方面で活躍中。
https://collabo-p.net/

INTERVIEW

夢や理想につながる「ゴールイメージ」を持つ事が大切だと考えています。そのイメージが鮮明でワクワクするものであれば、自然と有益な情報が集まり、環境も変わり、少しずつそのイメージに近づいていけると思います。ゴールイメージは人と違って大丈夫。皆さん一人一人のイメージを大切にしながら日々取り組んでいけば、素晴らしい未来が待っていると思います。

両親は事業家と僧侶。社会貢献の大切さを教わる

宮原博之

当社の事業内容は飲食経営のトータルサポートです。業態開発・フランチャイズ事業の本部構築・上場支援・コンサルティング・M&Aなど、お店の成長段階に合わせた様々な支援を行っています。その他にも、飲食店の経営・弁当の企画販売・農家支援・飲食業界に関わるコンサルタントの研修など幅広く活動しています。
私は事業家の母と僧侶の父に育てられました。母からは“価値あるサービスを提供しながらマネタイズすることの大切さ”を、父からは“自分が生まれた意味を考えて世の中に貢献することの大切さ”を教えられたと思います。
今の仕事を始めるきっかけになったのが、大手コンサルティング会社での経験です。その会社は当時33業態・約6500店舗の経営を支援しており、業態の立ち上げから組織作り・経営者の心得・課題解決の視点まで、経営に必要な様々な事を学べる刺激的な環境でした。一からつくった業態が650店舗まで増えて上場を果たすまでの支援活動や成功体験を重ねるうちに自分に自信がつき、35歳の時に独立を決意したのです。まずは飲食店の経営からスタートしましたが、実際の現場は外から見ていたものとは異なる部分もあり、予想通りにいかないこともありました。「経営も調理もすべて自分でできないとダメだ」と、経営の傍ら調理師免許を取得し、自ら厨房に立ったものです。

国内の飲食事業所は約67万といわれていますが、そのうち約9割が中小零細企業です。様々な業界の方が安易に参入してきますが、実際は開業と廃業のサイクルがとても早い厳しい世界です。約5割が2年以内に、約7割が3年以内に廃業し、10年続く店は1割程度といわれている程です。皆さん、飲食店で不愉快な思いをしたり、「店選びに失敗した」と思ったりしたことはありませんか?そんなお店も、開店当初は「お客さんに喜ばれるお店をつくろう」と思っていたはずでですが、内的、外的な要因から当初の目標が薄れ、良くない状態が続いてしまっているだけだと思います。このような現状を目の当たりにするなかで、「オーナーもお客様も不幸になることを防ぎたい」「誰も教えてくれない飲食店経営のノウハウを提供して、飲食店をきちんと継続できるようにしてあげたい」と強く考えるようになりました。

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目指すべきは持続可能な飲食店。すてきなお店を増やして日本中を元気にしたい

そんな思いを実現するために、当社では飲食店経営を盤石にするアプリ『MARK』を開発しました。650以上の店舗をご支援する中で、失敗してしまう店舗には共通項目があることに気付き、成功する店舗と失敗する店舗の比較項目や、これまで蓄積してきた飲食店経営の重点管理項目とその改善ノウハウを盛り込んでまとめたアプリです。このアプリを継続して利用することで、店舗経営の失敗を先回りして防げると考えております。日々の店舗活動で、お客様が離れてしまっているのか、固定客になっていただけているかを数値で確認でき、さらに各スタッフの行動がどれくらい店舗に貢献しているかといった点も数値で明確にでき、成功し続ける店舗経営において必ず把握しておきたい項目をすべておさえられる非常に優れたものです。店舗の目指す価値観に各スタッフの活動がどのように貢献出来ているかが「見える化」されることで、スタッフのモチベーションが維持され、さらに固定客化活動が促進され売り上げ向上につなげてゆくことが可能です。また、店舗においては日々の情報共有・コミュニケーション管理も大切なことですが、このアプリには伝言機能を持たせてあり、情報共有の促進から、新たに生まれたノウハウをスピーディーに全員に共有させることまでができるのもメリットのひとつです。

一人のコンサルタントが関われる店舗数には限界があります。このアプリを広めることでたくさんの飲食店を救えると考えています。活力に満ちたオーナーと幸せな気持ちになるお客さんを増やすことで、長く続く店舗を増やしていきたいです。すてきな店舗が集まる地域は活気が出ますし、そういった生き生きとした地域が増えれば日本全体が元気になるはずです。今後も父の教えのとおり、自分が存在する意味を考えながら、飲食店経営に困っている方々のお役に立っていきたいと思います。

私もまだまだこれから。やりたい事、実現していきたい事がたくさんあります。若い方も自身のワクワクするような鮮明なゴールイメージを持って突き進んでください。私は「努力に勝る才能なし」と信じています。努力できる事は才能だと考えています。私も含めどんな凡庸な人間でも、鮮明なゴールイメージに向かって努力を惜しまずコツコツ続けていれば、良い情報が集まり、環境が変わっていき、良い未来に近づいて行くと信じています。一緒になってワクワクするゴールイメージを実現していきましょう。

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