鈴木光代
秘書勤務、広告代理店勤務、株式会社リクルートにて「とらばーゆ」編集企画室勤務。その後、契約エディターとして独立を経て、1993年スズキビルメンテナンス株式会社入社。2013年6月、代表取締役就任、現在に至る。
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INTERVIEW

マイケル・ジョーダン氏の「10本連続でシュートを外しても、僕はためらわない」が好きな言葉です。途中で諦めたら失敗に終わりますが、成就するまで続ければ成功になるんです。そのためには、常にまわりへの感謝を忘れずに、自分にエールを送り続けることが不可欠。皆さんが今ここにいることはそれだけで素晴らしいのですから、自信を持ってください。

マスコミ業界出身。当時得た知見は財産

鈴木光代

弊社は、ビルメンテナンスを基幹事業として1971年に創業した会社です。現在その事業はグループ会社に引き継ぎ、新事業として、環境製品の開発販売、健康・コスメ・ペット製品の開発販売、海外IT人材派遣業、海外事業のコンサル業を行っています。中でも注力しているのが、プライベートブランドの「324eco(ミツヨ・エコ)」。展開しているのは、除菌剤、空気清浄剤、スキンケア製品、サプリメントの4つで、人にも環境にも優しい材料を使用し、日本を代表する技術で製品化しています。確かな効果が評判を呼び、今では多くの国内施設や海外のホテルに導入されています。幅広いジャンル展開のため、いくつもの優秀な協力会社様とネットワークを構築できていることも私たちの強みです。

私の生まれは栃木県で、自然豊かな場所で育ちました。もちろん外遊びもしましたが、どちらかと言えば家で読書をする方が好きで、手に取れる本は読みつくしましたね。読み書きが心底好きでしたし、色んな人に会ったり色んなモノを見たりしたかったので、将来は新聞記者になることを夢見ていました。その夢を実現するべく、大学は新聞学科に入り、卒業後はご縁があった広告代理店に就職。イベントのプロデュースや商品のパブリシティーに携わり、昼夜問わず懸命に働きました。その後、株式会社リクルートの「とらばーゆ」編集企画室に参加し、素晴らしい上司や仲間に恵まれながら充実した日々を送りました。

企画を練ることは大好きでしたし、様々な企業のトップや最前線で働く人々からお話を伺えることは、若い時分には何よりのご褒美でしたね。私は元来ガンコな気質なのですが、編集の仕事を通して物事の色んな見方を学びましたし、多種多様なお話を聞く中で型にはまらない考え方が培われました。結婚してからもしばらくその仕事を続けていましたが、夫が自分の親から今の会社を継いだタイミングで私もそこに入社しました。当時は小さい会社でしたから、社員のスケジュール管理から経理まで、できることは何でもやりました。

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あなたも私も素晴らしい!自信を持ってチャレンジを

その後、夫の後継者として3代目社長を務めることになりました。私に白羽の矢が立ったとき、それは悩みましたね。たまたま夫の会社だから手伝っていただけで、ビルメンテナンス業界には詳しくないし、社員もそれなりの人数がいましたから、社長の座はあまりにも重荷なのではないかと思いました。でもそのとき、イタリア人の友人が「どんな仕事にも役職にもレシピはない。ビジネスをやっていく上で大事なのは、いかにアグレッシブな気持ちをキープしていけるか。それだけだよ」と言ってくれたんです。さらに「You’re wonderful, I’m wonderful」という魔法の言葉も教えてくれました。私が気持ちを高く持ち続けられているのは、日頃から心の中でこの言葉を繰り返しているからなんです。

経営者として最も大切にしているのは、モチベーションを常に高くキープして、成功するまで絶対に諦めないこと。ビジネスも人生と同じで、良いときも悪いときもあります。絶対に大丈夫と確信していても、壁に当たったり、奈落の底に突き落とされたり……そんなことの繰り返しです。でも、私が諦めたらビジネスがそこでストップしてしまいますから、悩むのは1日だけ。もちろん、その1日の間には色々と悩みますが、打開策や他の手立てを考えているうちに「とりあえず次に進もう」と思えるんです。それに、目の前のモノが無くなったって、“自分”が残っているではありませんか。この元気な頭と体を使えば、何だって新しいことができる。それに気付いてからは、ダラダラ悩むことは無くなりましたね。

今後は、海外の方々に私たちの製品の仕組みと効果を理解してもらうことに一層注力していきます。私たちの技術や原材料は海外ではまだメジャーでないものばかりなので、まず実際に効果を体感してもらい、その仕組みを理解してもらえるよう働きかけを続ける必要があります。製品を円滑に流通させるまでには多くの壁がありますが、私たちの製品のファンを増やすために、これからもチャレンジし続けます。若者の皆さんも、小さな一歩からで良いので、色んなことにどんどんチャレンジしてください。現代はインターネットも発達していますし、トライしやすい環境がそろっていますから。失敗したって悩んだって、そこからまた別の見方をすれば大丈夫。自分に自信を持って、あなただけの人生を楽しんでください。

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