おしゃれ小物
"ワザあり"のベルト使いで、スタイルアップを叶える
どちらかというと、きちんとしたイメージをつくるアイテムと思われがちなベルトですが、最近はウエストをきっちり締めるだけではなく、あえてベルトで抜け感を見せるファッションや、視覚効果で細く見せる"ワザあり"の使い方がトレンドになっています。ファッションジャーナリストの宮田理江さんに、スタイルアップや華やかさを演出するベルトの選び方、簡単なスタイリングのテクニックを教えてもらいました。
細身シルエットをつくるベルトは
アクセサリー感覚で使おう!

メリハリのあるファッションスタイルに欠かせないアイテムのベルト。フェミニン、華やかさ、メリハリボディなど、見た目のインパクトを重視するトレンドが続く中で、ベルトにも「主張」を求める傾向が強くなっています。
例えば、大きなバックルでアクセントをつけたもの、幅広のベルト、布ベルトなど。また、スーパーロングのベルトの端をわざと余らせ、体に沿うように長く垂らすアレンジは、多くのブランドから提案されている注目のスタイルです。ブランドロゴの大きなバックルもアイキャッチャーになります。
これまで、「かっちりとウエストを締める」イメージの強かったベルトを、アクセサリーのような感覚で無造作に遊ばせることで、縦落ち感を引き出し、細見え効果が高くなると同時に、肩の力が抜けた"エフォートレス"な魅力が生まれます。
ベルトって、たくさん持っていても「いつも無難な使い方になってしまう」という人は多いのではないでしょうか。大人の女性におすすめのベルト選びやアレンジのコツをご紹介します。