ビストロ飯
サーモンソテー with 西京みそクリーム
特集”フィンランドのクリスマス料理” に合わせて、フィンランドの名産品「サーモン」を使ったレシピをご紹介。クリスマスを意識した盛りつけと、風味豊かな西京みそソースという和洋のマッチングをお楽しみください。
サーモンソテー with 西京みそクリーム

◆ 材料
サーモン 切り身
(トラウトサーモンなど、生食ができるもの)4切れ
イクラ適量
ディル適量
西京みそ(白みそ)50g
生クリーム大さじ1杯
塩少々
- シェフのひとこと
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軽く塩を振ると、浸透圧によって魚の水分が出てきます。この水分には魚特有の臭みが含まれているので、しっかり拭き取ってください。また、水分が抜けることで、魚の身がキュッと引き締まります。
- シェフのひとこと
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鮭を英語で「サーモン」と言いますよね。でも、生食用として売られているサーモンは、和食の「塩鮭」などで使う魚とは種類が異なります。鮭は生食に向かないため、しっかりと火を通す必要がありますが、「生食OK」とされるサーモン(トラウトサーモンや、アトランティックサーモンなど)に火を入れ過ぎると、身が割れてしまいおいしさが半減。これを防止するためには、常温に戻してから焼くことが大事。軽く焼くだけでも、余熱でしっとりとした焼き上がりになりますよ。
- シェフのひとこと
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今回のクリームは、残念ながら日持ちしません。そのため盛りつけの直前に、食べる量だけ作ることをお勧めします。真ダラやサワラなどにソースを載せ、オーブン焼きにしてもおいしいですよ。今回はクリスマスを意識し、洋風の盛りつけにアレンジしましたが、西京みその風味が強いので、和の料理とも相性抜群。例えば、サンマの塩焼きの、大根おろしと一緒に添えてみては? 日本酒や白ワインとの相性も◎です。ぜひ試してくださいね。
ビストロレシピのチェックPoint
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Point1.サーモンは生食用のものを使用する。
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Point2.約30分前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。
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Point3.焼き過ぎないように、サッと火を通す。
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Point4.西京みそに生クリームを加えることで、口当たりの良いソースに。
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Point5.サーモンと相性抜群のイクラを合わせて、クリスマス風に仕上げる!
