輝かしい「初」に満ちた
セイコーの140年

セイコーの挑戦、その第一歩が、1913年に誕生した腕時計「ローレル」の開発だった。腕時計といえば舶来ものしかなかった、大正時代初頭。セイコーは試作と研究に力を注ぎ、念願だった国産初の腕時計を作り上げる。1960年代には精度を競うスイスのコンクールで上位を独占し、世界最高峰の精度に到達。極めて正確で見た目にもシンプルな、日本らしい美しさを持つ腕時計を追求していく。

腕時計といえば舶来ものしかなかった1913年、国産初の腕時計「ローレル」が誕生。これを機に、懐中時計から腕時計へと日本人の持ち物がシフトしていく。

数々の「日本初」を生み出してきたセイコーだが、現代へと続く一つの代表例が、ダイバーズウオッチだ。1965年に発表した国産初のダイバーズウオッチ「1965 メカニカルダイバーズ」は、自動巻かつ150ｍ防水仕様。1966年から４度にわたり極致で活動する部隊への装備品として寄贈されたことでも、その信頼性の高さがわかる。

世界に衝撃を与え
時計の歴史を変えたセイコー

1969年、セイコーはいよいよ世界を震撼させることになる。世界初のクオーツ式腕時計、「クオーツ アストロン」の誕生だ。当時、機械式をはるかに上回るクオーツウオッチの精度は人々を驚愕させ、憧れの的になった。後に続くクオーツウオッチの隆盛は、この１本なくしてはあり得なかっただろう。

さらに2012年、「アストロン」の名が、再び世界に衝撃を与える。世界初のGPSソーラーウオッチ、「セイコー アストロン」を発売。世界中どこにいてもすばやく現在地の正確な時刻を表示し、光がある限り動き続けるという究極の実用性を達成した。「アストロン」の進化は、腕時計の進化でもあるのだ。

創業から140年、常に前進し続けてきたセイコー。その長い歴史において、ここに挙げたものは「日本初」「世界初」の一例でしかない。そしてこれからも、セイコーは暮らしを変え、人類の夢を叶えていく。

レガシーを真摯に受け継ぐ、
セイコー創業140周年記念限定モデル

長い歴史に培われたアイデンティティ「革新と洗練」をテーマに、
セイコーの誇る６ブランドから創業140周年記念限定モデルが登場。
いずれも、シルバーホワイトとブルーの爽やかなバイカラーがひときわ目を引く。

シルバーホワイトのダイヤルが象徴するのは、刻々と変化する表情豊かな雲。
その切れ間から見える澄みわたる青空と光の筋を輝くブルーで表現し、
明るい未来に向けて前進する力を感じさせる。
先進技術と高いデザイン性が融合した、
創業140年を華やかに祝うのにふさわしいコレクションだ。