GOOD LIFE JOURNEY

いま、人生設計のTOKIを

株式会社TOKIO 社長(リーダー) 城島 茂氏

株式会社TOKIO 副社長(企画) 国分 太一氏

株式会社TOKIO 副社長(広報) 松岡 昌宏氏

新常態が定着した今の世の中は「人生設計を見つめ直してみるいい機会」だと前向きに捉えることもできる。新年を迎えるにあたって気持ちもあらたに、住まいとお金について考え、ぜひ「GOOD LIFE」の夢を思い描いてみませんか。

特別インタビュー 株式会社TOKIO

 2021年4月1日、社長に城島茂氏、副社長に国分太一氏、松岡昌宏氏が就任し、株式会社TOKIOを始動。コンセプトに「なんでもつくろう!」を掲げ事業を展開。出演者としての目線から、様々な企業との企画を実施。今後もまた新たな企画を順次発表予定。

特別インタビュー 株式会社TOKIO いま、人生設計のTOKIを

起業で知ったつくる楽しみ

 2021年4月1日に始動した株式会社TOKIO。これまでのグループ活動から「チーム」となって、共創をテーマに事業を展開するという。新しい年を迎えた3人に、事業初年度を振り返ってもらいながら、事業コンセプトでもある「なんでもつくろう!」をこれからどのように形にしていくのか、それぞれの夢も交えながら語ってもらった。

お金の大切さ実感

――2021年を振り返って、どんな年でしたか?

城島 TOKIOの歴史の中でも一番激動の年でした。自分たちで新しい会社を始めて、変化も進化もして、新たな挑戦をした年になりました。

国分 第2章のはじまりの年ですね。株式会社TOKIOの社長となった城島は、ある意味で僕らにとっての2代目になるのかなと。会社にも変化が起きるように、タレントにも変化があると感じた年でした。

松岡 新型コロナウイルス感染症によって、世の中の流れが1回止まりました。つらい思いや大変な思いをされた方々も大勢いるなかで、あえて我々が動き出す姿を見ていただきたかった。

城島 僕たちも立ち上がることで自分を奮い立たせる気持ちもありましたし、それを見てくださる方の励みになればいいなと、今振り返ると思います。実際には、会社の立ち上げに必死で、周りを見る余裕はなかったですけどね。

国分 タレントだったら見ることのなかった部分も見えました。例えば、支出の部分。「会社を経営するには、こんなにお金がかかるんだ」って。あらためてこれまでのことに感謝しましたし、これから会社をやれることにも感謝しました。

松岡 こうして株式会社TOKIOとして新しいことに挑戦するのも、10年前だったら無理でした。個人プレーに走っていたと思います。かといって10年後では、この中で一番若い僕でさえ今44歳ですから、それも無理です。このタイミングが良かったと思います。

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株式会社TOKIOの初日である2021年4月1日に、日本経済新聞朝刊掲載の広告に使用された写真。

「個」の共創が力

――これから3人は、どのように関わりながら活動していくのでしょうか。

国分 TOKIOはずっと個人を尊重してきました。それぞれに得意、不得意があり、お互いに補い合ってきたわけです。それはグループも会社も一緒だと思います。僕たちの場合、5人が3人になり、その関係性がより密になりました。これまでいろいろな景色を見てきました。これからは、新しい人たちとタッグを組むことで新しい景色が見られるんじゃないかと思っています。そんな思いを込めて、会社を始めるときに、「Do it ourselves みんなでつくろう!」というワードで僕たちがやるべきことを伝えました。共創という言葉がありますが、今まさに時代として、タッグを組んで社会を盛り上げていくことをしていきたいと思っています。

松岡 僕らは実業家でもなければ、起業家でもありません。ただ、10代の頃から経験してきたエンタメの世界で見てきたものがあります。そこで自分たちが感じたこと、触れて、汗を流してきた経験があります。そこには消費者とも企業とも違う、タレントとして伝えてきた目線があります。この目線や経験が、何かの役に立てるのではないかと思っています。例えば、企業の方から「その経験、ちょっと欲しいんです」と声をかけていただければ、こうしたらこういう結果になったとお話しできる事実もあります。それを強みとしたいですね。

城島 すでにいろんな企業の方に賛同していただき、共創という形でいろいろとやらせていただいています。そこで思うのは、太一も松岡も、それぞれ自分がもともと持っていたスキルをブラッシュアップさせているということです。僕自身、タレントのままでは関わることのなかった企業との制作会議に参加して、企画を考え、新しい視点で創り上げるという経験をしています。それが今とても面白くて、自分自身どんどん変わっていくんですね。ただ、もういい年ですから、3人のうち1人でも嫌だと思うことはやらないと決めています。無理はしません。

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福島県と連携し「福島を楽しんでもらう」プロジェクトが始動。同県庁内に株式会社TOKIOとの窓口(コンシェルジュ)となる『TOKIO課』が設置された。

地域との交流生きる

――株式会社TOKIOは、これからどんな会社になっていくのでしょうか。

松岡 これまで20年以上、全国各地でロケをして、農業や林業、漁業の方々をはじめたくさんの人たちと一緒に仕事をさせてもらいました。そういうつながりや交流を、これからの仕事に生かしたい。一方で、僕らは会社になったからといって何も変わっていません。変えないんです。背伸びをせずに、自分ができることをビジネスにするしかないですよ。

城島 僕たちには大勢の師匠や人生の先輩がいて、いろんなことを教わりました。結局、一番大事なことって何年たっても変わらない人の思いなのかなと。ものづくりでも、どんなに技術が発達しようと最後は職人さんの思いのこもった仕上げが欠かせなかったりします。これからは、そういう思いのある事業をどう承継していくか。時間はかかっても、変わらないものを大事にしていきたいですね。

国分 会社1年目に「汗をかいて。手を働かせて。思いを重ねて。」という言葉をつくりました。これからもこの言葉のように進んでいくと思います。何より自分たちの人生です。楽しむために生きているわけですし、僕らは僕らでしか生きられない。そこに自信を持ってやっていこうと思います。

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