オーガニックコスメって何?

2022.02.25

オーガニックコスメって何?

Photo: Toshimasa Ohara(aosora)

気がつけば、近頃よく耳にする「オーガニックコスメ」という言葉。そのほかにも「ビーガンコスメ」、「クリーンビューティ」なるワードもある。そこで自然の植物由来のパワーを生かして、原料やパッケージだけでなく環境やサステナビリティにも配慮したコスメの定義をあらためておさらい。それぞれの注目アイテムもピックアップ。何となく理解していた人も、知らなかった人もこれですっきり。明日からのコスメ選びに役立てられるはず。

そもそもオーガニックコスメとは?

オーガニックコスメとは有機栽培で育てられた植物を主成分としたコスメのこと。農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料のみを使い、人にも環境にも優しい化粧品のことだ。植物のパワーやエネルギーを直接もたらすとあって、近頃は特に人気を博しているが、原料の生産基準や製造工程、肌への安全性など、厳しい基準を満たして初めてオーガニックと名乗ることができる。オーガニック認証は世界でいくつかあり、日本にもあるが、その基準は認証団体によって微妙に違うのが現状だ。ちなみにオーガニックコスメという名称は、日本発だそう。

ヴェレダ スキンフード ボディミルク
オーガニックコスメの老舗ブランドとも言えるヴェレダ。1926年の発売以来、乾燥肌のお助けアイテムとして人気のスキンフードから、高保湿のボディミルクが登場。4種の伝統的なハーブを配合したミルクが、乾いてつっぱった肌を和らげ、優しく穏やかな潤いを補給。UEBT認証を取得。ヴェレダ スキンフード ボディミルク 200ml ¥3,300/ヴェレダ・ジャパン(0120-070601)
ローズ バランシングミスト エクスクルーシヴ エディション 〈Five Roses〉
1985年創業のオーストラリア発オーガニックブランド。SDGsという言葉が存在しなかった時代から、持続可能な農園や栽培に注力し、地球環境との共存を図ってきた。オーガニック認証自社農園で手摘みされたローズをバイオイントリンジック製法で抽出。摘みたてのフレッシュで華やかな「5種のローズの花束の香り」に満たされるミストは2022年の限定版。新鮮でパワフルなミストで、肌への潤いと心への栄養補給をどうぞ。ローズ バランシングミスト エクスクルーシヴ エディション 〈Five Roses〉 100ml ¥5,060(3月1日から数量限定発売)/ジュリーク・ジャパン(0120-400-814)
Dr.ハウシュカ レジェン オイルセラム
1967年から愛されてきたドイツ発のオーガニックコスメ。バイオダイナミック農法で育てられた植物や野生植物、独自のリズム製法で抽出した植物エキスを使用し、全製品がNATRUEのナチュラル認証取得。アーモンド油やオリーブ果実油、多彩な植物エキスなどを配合したオイルセラムはエイジング肌のために作られたジェル状美容液。ハリや潤い不足が気になる肌に。Dr.ハウシュカ レジェン オイルセラム 20ml ¥13,200/インターナショナルコスメティックス(☎03-5833-7022)
シオリス モア ザン リップバーム
一昨年、日本にも上陸した韓国発のオーガニックコスメ。COSMOS認証でオーガニック認定を取得。エゴマ種子油やヒジキエキスなど12種の自然原料を配合したリップバームなら、高い保湿力で潤いが長時間持続。唇だけでなく目元や、痛みやすい毛先のキューティクルケアにも役立つマルチな一品。シオリス モア ザン リップバーム 4g ¥1,700/シオリス(e-mail:info@sioris.jp)
左から、THREE エミング ソフト クレンジングジェル、エミングソープ、エミング ローション、エミング エマルジョン、エミング クリーム
オーガニックブランドではないが、素材となる植物へのこだわりで知られるTHREE。ホルモンとホメオスタシス維持機能に着目する新ライン、エミングは全5品がCOSMOS認証取得。多彩な植物成分が心・体・肌の変調をケアして、年齢を重ねた肌のゆらぎにホリスティックにアプローチする。左から、THREE エミング ソフトクレンジングジェル R 85g ¥5,940、エミング ソープ R 80g ¥4,950、エミング ローション R 140ml ¥8,580、エミング エマルジョン R 100ml ¥9,680、エミング クリーム R 25g ¥13,200/THREE(0120-898-003)

ビーガンコスメって、どんなもの?

動物由来の食物を避ける完全菜食主義、ビーガン。1944年にイギリスでビーガン協会が設立されて以来、広まったとされる。コスメにおいては動物由来成分を使用せず、動物実験も行わないことをテーマに、乳製品、蜂蜜、卵、牛脂や動物性コラーゲンなどを含む成分を使わないのがビーガンコスメの定義。地球環境や動物愛護にも貢献している。トレンドの韓国コスメにも多く見られるビーガンコスメ、民間団体による17の認証がある。

ボタニカル リペア オーバーナイト セラム
約3年をかけ、900以上の成分を見直して100%ビーガンに進化。製造過程も風力・太陽光発電で行い、シルバー ゼロ ウェイスト認証取得を目指すアヴェダ。最新作は眠っている間に髪のダメージを集中補修する髪用美容液。素早く髪になじみ、目覚めた時にはツヤと潤いある髪印象に。ボタニカル リペア オーバーナイト セラム 100ml ¥6,160/アヴェダ(お客様相談室 ☎0570-003-770)
アクアマジェスタエ ハンドクリーム
英国のThe Vegan Societyによるビーガン認証を取得しているクヴォン・デ・ミニム。植物エッセンスと天然原料にこだわったフレグランスを展開している。新登場のハンドクリームは、南仏にある修道院のオスマンサス庭園を再現した香り。手肌を保湿しながら、温かくほんのり甘い香りが香り立つ。アクアマジェスタエ ハンドクリーム30ml ¥1,320(3月9日発売)/クヴォン・デ・ミニム(customer.lc@kinds.co.jp)
EDOBIO ヴィーガンブラックソープ
江戸の文化をインスピレーション源として、日本古来の植物×先進のバイオテクノロジーという手法をとるEDOBIO。竹炭と木炭を掛け合わせた微細な炭パウダーと独自の乳酸菌を主要成分にしたヴィーガンソープなら、皮脂や毛穴汚れをさっぱりと落としながら、しっとりマイルドな洗い上がりに。EDOBIO ヴィーガンブラックソープ 70g ¥3,300(3月15日発売)/GEウェルネス(0120-37-1288)

クリーンビューティって何のこと?

数年前にアメリカやイギリスで生まれ、瞬く間にそのコンセプトが広まったクリーンビューティ。人にも環境にも優しい成分を使用し、原料や生産過程のトレーサビリティの透明性が高いのも特徴だ。ケミカル成分でも安全性が確認されたものは使用されるが、刺激や炎症を起こす可能性のある成分は代替成分に切り替える、環境や倫理的に問題がある場合は使用しないとされる。しかし、クリーンビューティのはっきりした定義は曖昧(あいまい)で、ブランドごとに定められた基準によるところが大きいようだ。

薬用デオドラントミストアスレティア リフレッシング デオドラント ミスト
体を動かす喜びをサポートするアイテムが、アスレティアより誕生。汗をコントロールするのでなく、独自の殺菌防臭テクノロジーで、一日中効果が持続。植物由来の保湿成分を配合した微細なミストが、精油の香りとともに汗ばんだ肌にも心地よく密着。制汗アルミニウム塩やシリコンフリーだから、安心して毎日の生活に取り入れたい。薬用デオドラントミストアスレティア リフレッシング デオドラント ミスト(医薬部外品) 100ml ¥3,850(4月8日発売)/アスレティア(0120-220-415)
AGL フィト ラディアンス フェイシャル
クリーンビューティを代表するブランドの一つ、ベアミネラル。角質ピーリングのAHAと同様の働きを持つ植物由来のフィトAHAを配合したビーガン角質ケアなら、低刺激でマイルドな使用感。肌のごわつきやくもりを除いて、つるんと明るい生まれたての肌へ導いてくれる。AGL フィト ラディアンス フェイシャル 50ml ¥7,150/ベアミネラル(0120-24-2273)
ファーメントセラム +F
五島列島の生命力あふれる五島椿から、独自成分、温酵母を開発。葉・花・実・枝の全てを生かしたスキンケアがON&DO。一年のうちで一番エネルギーを持つ冬の花を丸ごと絞ったツバキ花汁を使用。椿花酵母と組み合わせた新美容液で、活力が低下しがちな肌に潤いとハリ、エネルギーを注ぎ込む。ファーメントセラム +F 40ml ¥11,000(3月8日発売)/ON&DO(0120-467-222)
オーセンティック ビューティ コンセプト アンプリファイ シャンプー、コンディショナー
ドイツ生まれのサステナブル ビューティケア ブランド。パラベンやシリコン、鉱物油など一切含まないビーガン処方で、独自テクノロジーで抽出した植物のエッセンスを濃密に配合。細くハリのない髪にハリ、コシを与える新ラインはグリーンティの爽やかな香りも特徴。泡立ちや潤い感など、使い心地にも満足。オーセンティック ビューティ コンセプト アンプリファイ シャンプー 300ml ¥3,300、同 コンディショナー 250ml ¥3,300/ヘンケルビューティーケア(お客様相談室 ☎03-3472-3078)

Editor: Midori Kurihara

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