グローバルインフラ
ソリューショングループに

「人」「技術」を大切に、
飛躍を目指す建設技術研究所

メイン画像 メイン画像 提供:建設技術研究所

日本最初の建設コンサルタントとして、1945年に創業した建設技術研究所。これまで多くの社会的課題に技術で応えることで、社会資本整備の一翼を担ってきました。ここでは、高い技術力が評価されて受賞したプロジェクトを紹介します。

地域住民の思いを未来へつなぐ

「大谷海岸の砂浜再生まちづくり事業」
「第2回グリーンインフラ大賞 国土交通大臣賞」(防災・減災部門)など受賞

大谷海岸(宮城県気仙沼市)は、白砂青松の美しい海岸でしたが、東日本大震災の津波により砂浜が大きく後退しました。防潮堤の新設に際して、当初は砂浜の上に計画されましたが、地域住民が白砂の海水浴場の復活を希望して理想像を行政に提案。行政側も地域と協調しながら、国道のかさ上げを含む陸側への引堤を実現させました。

大谷海岸の防潮堤 大谷海岸の防潮堤

建設技術研究所は2016年から6年にわたり、整備事業に設計や発注者支援で携わりました。「第2回グリーンインフラ大賞 国土交通大臣賞」(防災・減災部門)だけでなく、17年に「日本自然保護大賞」、22年には「全建賞」を受賞するなど各方面で高い評価を受けました。

まちと川をつなぐ空間づくり

「白川河川激甚災害対策特別緊急事業(龍神橋~小磧橋区間)」
「2020年度 グッドデザイン賞」「2022年度 土木学会デザイン賞 最優秀賞」受賞

「白川河川激甚災害対策特別緊急事業(龍神橋~小磧橋区間)」は国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所が進めた河川改修事業の一部であり、阿蘇を源流として有明海に注ぐ白川の熊本市内の市街地を流れる区間を対象としています。

完成した堤防 完成した堤防

建設技術研究所は本事業の中で景観検討委員会や住民会議を重ね、地域との調和を図りつつ景観や環境などに配慮した河川構造物設計を担当しました。この事業では2020年度の「グッドデザイン賞」、そして22年度の「土木学会デザイン賞 最優秀賞」を受賞しました。

大雨による被害の激甚化に備え

「苫小牧市との共同開発“下水道の大雨管理システム“」
第15回国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)の
アセットマネジメント部門受賞

近年の大雨被害の激甚化を踏まえ、より迅速かつ効率的に大雨やその影響に関する情報を収集し、適切な対応が取れる体制の整備が重要になっています。北海道苫小牧市と建設技術研究所は、同社の汎用クラウド流域防災情報システム「RisKma(りすくま)」を基盤に採用した「下水道の大雨管理システム」を共同開発しました。

苫小牧市との共同開発「下水道の大雨管理システム」 苫小牧市との共同開発「下水道の大雨管理システム」

リアルタイムで降雨の状況や下水道施設への影響を把握できるようにするとともに、自治体職員の現地パトロールを効率化し、管理負担を大幅に軽減。第15回国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)アセットマネジメント部門を受賞しました。

建設技術研究所はこれからも「人」と「技術」を大切にしながら、安全・安心で潤いのある社会づくりに貢献していきます。

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