提供:リシャールミルジャパン株式会社
「〝エクストリーム〟な
宇宙を感じられる時計」
あおきひでたか 18歳で単身渡米し、宇宙工学修士号とパイロット免許を取得。帰国後、宇宙船「こうのとり」の開発に携わり、多くの賞を受賞。以後は宇宙ビジネスおよび技術の専門性を活かし、宇宙産業の伝道師として振興に取り組む。政府やJAXAなどの委員も多数歴任。
「〝エクストリーム〟な
宇宙を感じられる時計」
私はF1、深海、航空、宇宙など極限環境で培われた技術を
エクストリームテクノロジーと呼んでいる。
その中でも宇宙は最も過酷な環境下にあり、
ロケットや人工衛星に必要とされる
技術や品質の要求は極めて厳しい。
こうして宇宙開発で培われた究極の技術の多くが、
環境分野など我々の日常生活でも使われている。
エクストリームテクノロジーの追求は結果として
我々の社会をより良くし、
地球を守る取り組みにも繫がる。
遠くない将来に日帰り宇宙旅行も
気軽に出かけられる日が訪れることになるかもしれない。
一方で、リシャール・ミルで要求される時計作りの水準も
同等、いや、それ以上かもしれない。
僅かな衝撃を嫌うトゥールビヨン機構を
激しいスポーツを行うアスリートたちに
身に着けさせ、プレーさせる。
それを実現させるために、耐久性、耐衝撃性を極限まで追求し、
新素材開発まで取り組む姿勢は、まさに究極のモノ作りだ。
エクストリームウォッチと呼ばれるリシャール・ミル、
見れば見るほど、そして知れば知るほど、
宇宙との共通項が見えてくる。
リシャール・ミル
RM 021
トゥールビヨン エアロダイン
航空・宇宙産業の技術を時計作りに取り入れていることも、リシャール・ミルが得意とするところ。RM 021 トゥールビヨン エアロダインでは、米航空宇宙局(NASA)の超音速機の翼の心材の研究からヒントを得て、地板の両サイドをハムカム構造の斜方晶系チタンアルミナイドを採用。この合金による特殊形状によって、極めて高い熱への耐性とねじれ抵抗を実現している。また4本のブリッジで支えられる香箱とトゥールビヨンはやや中央をくぼませ、航空機の翼の先端が胴体よりも高い位置でV字になるようにして空気力学を考慮した配置となっている。
2009年発表
-
Vol.1
「腕につける
映画監督前田哲
極上のエンタテイメント」映画は世代を超えて、時を越えて受け継がれていく。
映画が誕生して、百二十年余り経つが、
その創世記頃の映画を現在も観ることができる。>> -
Vol.2
「邂逅かいこうの日」
文筆家松浦弥太郎「この腕時計をきみに譲りたいんだが……」
齢八十を過ぎたかれがぼくに言った。
「大切なものなので、今のうちに」>> -
Vol.3
「軽さという贅沢」
評論家山田五郎宝石がちりばめられているわけでもないのに
何千万円もする機械式の腕時計が、少なからず存在する。
驚くにはあたらない。>> -
Vol.4
「並外れた
早稲田大学ビジネススクール教授
男の〝当り前〟は、
顧客にとっての
〝類い稀〟なアート」
長沢伸也欧州ラグジュアリーブランドは総じて長い歴史を有するが、
「長い歴史」が必要条件ならば
それを新設するのは不可能になる。>> -
Vol.5
「リーダーのみが知る、
早稲田大学教授中林美恵子
時の重たさ」国を率いるリーダーたちは、一刻一刻に、勝負ををかけて生きる。
そう感じたのは、米国連邦議会上院で国家予算編成に
奔走するようになってからだ。>> -
Vol.6
「時を刻む
金沢21世紀美術館 館長/
透明な〝生き物〟」
東京藝術大学国際芸術創造研究科教授
長谷川祐子「芸術術」は表現であり、欲求であり、言語である一方、
「クラフト」は技術であり、文化の質である。
時間の経過を一刻一刻正確に、しかも身につけている人間の >> -
Vol.7
「〝エクストリーム〟な
宇宙エバンジェリスト青木英剛
宇宙を感じられる時計」私はF1、深海、航空、宇宙など極限環境で培われた技術を
エクストリームテクノロジーと呼んでいる。
その中でも宇宙は最も過酷な環境下にあり >>